【NBA】八村塁が6試合ぶりの2桁得点!レイカーズはグリズリーズを撃破しウエスト9位に浮上!<DUNKSHOOT>
レイカーズのスタメンは過去2試合と同様、デニス・シュルーダー、マリーク・ビーズリー、トロイ・ブラウンJr.、ジャレッド・ヴァンダービルト、アンソニー・デイビスの5人だった。
第1クォーター、レイカーズはデイビスが13得点、9リバウンドとチームを牽引し23−21と2点リードに導く。第2クォーター中盤に相手選手の手がデイビスの鼻に直撃し流血するアクシデントに見舞われ、レイカーズは一時6点差をつけられたが、オースティン・リーブスが9得点、4アシスト、八村塁は3ポイント1本を含む7得点(前半で9得点)とベンチ陣が奮闘し、56−57で後半戦へ。
ハーフタイムにはチームのレジェンドでコビー・ブライアントの相棒として2009、10年の優勝に貢献したパウ・ガソルの欠番セレモニーが開催。アリーナに掲げられたコビーの24番の隣にガソルの16番のジャージーがお披露目されると本人は涙を見せ、チーム関係者や家族に感謝の言葉を述べた。
第3クォーターは一進一退の展開となるが、レイカーズは残り6分にデイビスのフリースローでリードを奪い返す。さらに八村の好守備からブラウンJr.のダンク、残り2分15秒には八村がフェイダウェイを決め、82−80で最終クォーターを迎えた。
第4クォーター開始早々、レイカーズはグリズリーズに9−1のランを受けて逆転を許すも、デイビスを中心に少しずつ点差を縮め、6分25秒に八村が2本のフリースローをきっちり決めて再逆転。その1分後に左コーナーでボールを受けた八村は、ディフェンダーをかわし再びリードを奪うジャンパーを沈めた。
その後もレイカーズはデイビスのアシストから八村のレイアップ、リーブスのバンクショット、ブラウンJr.の3ポイントなどで得点を重ね、112−103で勝利。今季の成績を32勝34敗(勝率48.5%)とし、ウエスタン・カンファレンス9位に浮上した。
レイカーズはデイビスが30得点、22リバウンド、2ブロック、シュルーダーが17得点、9アシスト、ブラウンJr.が13得点、リーブスが17得点、7アシストを記録。
八村は27分35秒間の出場で6試合ぶりの2桁得点となる17点に6リバウンド、フィールドゴール成功率63.6%(7/11)、3ポイント成功率33.3%(1/3)、フリースロー成功率100%(2/2)、出場時のプラスマイナスはデイビス(+24)に次ぐ+22で勝利に大きく貢献した。
なお、渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツは、同日に敵地でヒューストン・ロケッツと対戦。118−96でネッツが勝利したが、渡邊の出番はなかった。
レイカーズは3月10日にホームでトロント・ラプターズと、ネッツは9日にアウェーでミルウォーキー・バックスと対戦する。
構成●ダンクシュート編集部