現地時間3月20日(日本時間21日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦う日本代表は、ローンデポ・パーク(米マイアミ)でメキシコとの準決勝を迎える。そんななか、スペインの大手紙『MARCA』は、「準決勝を前にメキシコが最も恐れるべき日本の選手たち」と題し、侍ジャパンのキーマンを特集した。
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 スペインではサッカーが根強い人気を誇るが、ベースボールも国内リーグが存在している。そのようなサッカー大国のメディアに「日本の宝石」として取り上げられたのは、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。

 まず、同メディアは「日本には、他ならぬショウヘイ・オオタニという非常に才能のある選手がいる」と背番号16を紹介。そして、「彼は、間違いなく日本のスターだ。準々決勝のイタリア戦では、投打での二刀流で活躍し、マイアミで開催されるWBC準決勝進出に導いた」と伝えている。

 続けて、「投手・大谷」がイタリア戦で、2回に自己最速にあと1キロに迫る164キロを計測した点に着目。「時速102マイル(約164キロ)の速球で、ビニー・パスカンティーノを翻弄した」と驚きの声を上げた。

 一方で、攻撃のキーマンとして、大谷、近藤健介(ソフトバンク)、ラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)、そして吉田正尚(ボストン・レッドソックス)を列挙。吉田については、「オフシーズンにボストンレッドソックスと5年総額9000万ドルの契約を結んだマサタカ・ヨシダは、生まれながらの素晴らしいスラッガーだ」と称えている。
  他にも村上宗隆(ヤクルト)は「2021年、22年と2年連続でセ・リーグのMVPを獲得。しかもまだ23歳だ」と報じれば、続けて山本由伸(オリックス)は「日本最高の投手と見なされており、2年連続で沢村賞を受賞している」と輝かしい功績を並べた。

 ここまで5勝0敗と無敗で勝ち上がってきた日本。果たして準決勝では“史上最強”の侍ジャパン相手にメキシコはどのような戦いを見せるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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