好調の日本代表戦士に地元記者も賛辞を惜しまない。

 現地時間5月6日、セントルイス・カーディナルスのラーズ・ヌートバーは、本拠地ブッシュ・スタジアムで行なわれたデトロイト・タイガース戦に「1番・右翼」としてスタメン出場し、4打数3安打1四球1盗塁と躍動。チームが5対6と惜敗したなか、3試合連続のマルチ安打をマークし、打率は.304と急上昇している。

【動画】ヌートバーの打席でリスがマウンドを颯爽と横切る! この日は、守備でも輝きを放ったヌートバー。会場が沸いたのは、同点の9回1死二、三塁という場面だ。相手4番のジョナサン・スコープが放った飛球に反応し、ファウルゾーンで捕球すると、体勢を崩しながらもすぐさまバックホーム。タッチアップしていた三塁走者アンディ・イバニェスは、あえなくタッチアウトとなった。

 勝ち越しを許さなかった背番号21の好プレーに対し、米スポーツ専門サイト『The Athletic』でカーディナルス番を務めるケイティ・ウー記者は、「ヌートバーが右翼で印象的なプレーを見せ、ゲームをセーブする」とツイート。「浅い飛球に突っ込み、それを捕らえてバックホーム。イバニェスを簡単に仕留めた」と状況を伝えている。

 また、カーディナルスの地元紙『St. Louis Post-Dispatch』で記者を務めるデリック・グールド氏は、自身のツイッターを更新し、「ヌートバーが今日、内野安打を3度放っている。出塁は4度だ」と反応。「さらに彼は盗塁もしている」と続ければ、強肩を活かした9回の好返球にも触れるなど、この試合における活躍ぶりをまとめていた。

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、侍ジャパンの一員として“世界一奪還”に多大な貢献を果たしたヌートバー。好調をメジャーの舞台で維持しており、今後もその活躍ぶりから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部
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