ヒザのケガによりツアーを離れている男子テニス世界ランク26位のニック・キリオス(オーストラリア/28歳)が、テニス四大大会「全仏オープン」(5月28日〜6月11日/フランス・パリ/クレーコート/グランドスラム)を欠場することを発表した。

 キリオスは昨年10月、「楽天ジャパン・オープン」(日本・東京/ハードコート/ATP500)のシングルス準々決勝を棄権して以降、ヒザのケガに悩まされ続けていた。年内最初のテニス四大大会「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)は、ヒザの半月板負傷によりに欠場した。1月末には、自身のSNSを通じて同箇所の手術を終えたことを報告。

 キリオスのマネージャーを務めるダニエル・ホースフォール氏によると、術後の経過については「良好だ。心身ともに最高の状態でツアーに復帰できると思う」と述べていたが、その後も欧州クレーコートシーズンも全てのツアー大会を欠場し、なかなか復帰できない状況が続いていた。
  キリオスの全仏欠場を受けて、ホースフォール氏は、「我々は、ニック(キリオス)ができるだけ早くコートに立てるよう、全力を尽くしている」とコメント。

 また、昨年4月に行なわれた「Fayez Sarofim&Co.US男子クレーコート選手権」(アメリカ・ヒューストン/クレーコート/ATP250)に出場したキリオスは、大会期間中のインタビューで「僕のキャリアの中でクレーコートの相性は良くないけど、僕の彼女がパリに行ってみたいって言うから、来年パリ(全仏)に出場するよ」と語っていたが、彼女との約束を果たすことはできなかった。

 全仏オープンは2017年以降出場できていないキリオス。手術したヒザの回復が思いのほか遅れているのだろうか。昨年準優勝を果たしたウインブルドンには出場できることを願いたい。

構成●スマッシュ編集部

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