現地時間5月26日に行なわれたマイアミ・マーリンズ戦に「3番・DH」で先発出場した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、2つの三振を喫するなど4打数ノーヒットに終わった。チームは2対6で敗れ、連勝は「4」でストップしている。

 ポストシーズンに進出すべく、エンジェルスが地道に貯金を増やすなか、米スポーツサイト『Yardbarker』は今夏に大きな動きがあると予想する。「(ニューヨーク・)メッツは、ショウヘイ・オオタニを獲得できるのか?」と題し、かねてより大谷に関心を示すメッツがトレードでの獲得に乗り出すと報じたのだ。

 今季、いまひとつ勝ち星を増やせずにいるメッツの現状を踏まえ、「彼らにはさらなる投手力が必要であり、DHのポジションにも問題も抱えている」と二刀流・大谷の必要性を示した。

 そしてこのトレード劇は、大谷にとってもプラスに作用するという。千賀滉大やピート・アロンゾらタレントが揃うメリットを挙げたほか、「オオタニはメジャーリーグ契約と比べて、スポンサー契約でより多くの収入を得ている。日本の企業だけでなくニューヨークの企業も加わり、彼の電話は鳴り止まなくなるだろう。スポーツ界の新たなマイケル・ジョーダンになれる」とニューヨークを拠点に置くことで影響力がいっそう増すと見立てている。
  さらに同メディアはエンジェルスの現状にも触れ、「現在はプレーオフ圏外に位置している」と指摘。シーズン後にFAとなる大谷に対し、夏のトレード放出の可能性は低くはないと分析する。

 二刀流スター獲得にはリスクを伴うとしながらも、「メッツへの影響は計り知れない」「メッツは話題になっている6億ドル(約840億円)の支払いも可能」などとアクションを起こす存在であると強調。そして最後に、「メッツはトレード期限までに必ず電話をかけるだろう」と結んでいる。

 他球団の動向も視野に入れながら、今夏の大谷獲得を目ざすメッツ。一方、エンジェルスはここから前半戦が終わるまでにどれだけ白星を積み上げていけるか。ファンの関心は高まるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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