日本の偉才が、5試合ぶりの一発を叩き込んだ。現地5月30日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」としてスタメン出場。チームが3対7で敗れて連勝を逃したなか、今季13号ソロを放つなど、4打数1安打1打点と目に見える結果を残した。

 観衆を大いに沸かせたのは、同点で迎えた4回の第2打席だ。ホワイトソックスの先発右腕ルーカス・ジオリトと対峙した大谷は、94.2マイル(約151.6キロ)のフォーシームを強振。これが打球速度110.2マイル(約177.3キロ)、飛距離435フィート(約132.6メートル)を計測するセンターバックスクリーンへの特大弾となった。

 これを受け、地元スポーツメディア『The Sporting Tribune』や『AngelsWin.com』などに執筆しているテイラー・ブレイク・ワード記者は、公式ツイッターを更新し、「ショウヘイ・オオタニが今季13号で年間38発ペースだ」と投稿。さらに、「マウンド上では、260個の三振を奪うペースだ」と投手データを共有している。
  また、米放送局のデータアカウント『ESPN Stats & Info』は、「ショウヘイ・オオタニがホワイトソックス戦で放った飛距離435フィートの本塁打は、ギャランティード・レイト・フィールドでの今季最長弾だ」とツイート。加えて、「対ホワイトソックス戦で通算10本目、アメリカン・リーグ西地区以外のチームで最多だ」と補足して伝えた。

 最近はスランプ気味だった大谷。これで今季の打撃成績は、打率.263、13本塁打、34打点、OPS.845となっている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平がホワイトソックス戦で放った豪快13号ソロ!

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