大谷翔平、2年連続150安打に到達!エンジェルスも再三の逆転劇の末に連敗を「3」で止める
初回は1番のローラン・シャヌエル、2番のルイス・レンジーフォがあっさり倒れた後、大谷も第1打席はまず三振。2回にはウェーバー公示中のハンター・レンフローが22ランを叩き込んで先制に成功するも、その裏にリード・デトマーズが満塁のピンチを招き、同点に追いつかれてしまう。
3回には1死でレンジーフォが出塁し、大谷の2打席目が回ってくる。初球打ちで一塁方向に良い当たりが飛んだが、ブライス・ハーパーがワンバウンドした打球をジャンプ一番好捕。残念ながらダブルプレーに倒れる。
5回にはアンドリュー・ベラスケスがセーフティースクイズを成功させ、エンジェルスが1点を勝ち越し。その後、大谷に2死一、二塁に打席が回ってくる。3球目のインコースを叩いた打球は一、二塁間を破るタイムリーヒットとなり、エンジェルスはさらに1点を追加。大谷はこれで2年連続150安打に到達した。さらに次打者ブランドン・デュルーリーも続いて、エンジェルスは5対2とリードを奪う。
6回にはトレイ・ターナーが3試合連続弾となる3ランを叩き込み、一時フィリーズが逆転。だが、8回に4打席目が回ってきた大谷が四球で出塁したことを契機に2死満塁のチャンスを作り、ここでレンフローがタイムリーを放って7対6と再びリードを奪うことに成功。
だが、その裏にはハーパーの通算300号2ランが飛び出し、フィリーズが再び逆転。9回にはマイク・ムスタカス出塁の後、シャヌエルがデビューから10試合連続安打の球団新記録で続き、レンジーフォの犠牲フライで同点に追いつく。
そして、1死一塁で大谷の第5打席。ここはピッチャーのクレイグ・キンブレルは外角に4シームを3球続けられて三振に倒れるも、続くデュルーリーが勝ち越し2ラン。9回裏をカルロス・エステベスが締め、10対8で勝利した。
構成●SLUGGER編集部
【動画】2年連続の150安打!大谷が2試合連続のタイムリー
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