旗手怜央&前田大然の初ゴールでセルティック快勝! 抱擁し健闘称え合う両者に「強い絆と団結力の表われ」と現地メディアが賛辞!!
このゲームでは14分に今季初スタメンを飾った旗手怜央のPKで先制点を奪うも、28分には相手のロングパスに反応したゴールキーパーのジョー・ハートが、ペナルティエリアから飛び出し、リビングストンのMFモウ・サンガレと接触。これでハートにはレッドカードが出され退場。前半途中からセルティックは一人少ない戦いを強いられることとなった。
しかし、後半開始早々にセルティックはマット・オライリーが追加点を挙げると、さらに試合終了間際には前田大然が相手のクリアミスを拾い、ディフェンスをかわしながら左足でのシュートを決めダメを押した。
旗手、前田とも嬉しい今季初得点となり、両日本人選手が結果を残しチームを勝利に導くこととなった。そして、ゲーム後のこの両者のアクションがファンの間で大きな話題となったことを、セルティック専門メディア『Celts Are Here』が伝えている。
現地時間9月24日の同サイト上では、試合後のピッチ上で、旗手と前田が抱擁し健闘を称え合う動画が掲載されており、SNS上で配信されたこのシーンが大きな反響を呼んだと報じた。同メディアは「ハタテがマエダを抱き上げて祝福する、この心のこもった抱擁は、チームの仲間意識と喜びを分かち合う象徴となった」と紹介しており、また、「マエダとハタテのこの喜びの抱擁は、単に自然発生的な喜びの表れではなく、セルティックチーム内の強い絆と団結力の表れだった」と指摘。
さらに「ファンは、この愛情表現とチームワークを、チームの成功の礎となったポジティブな雰囲気と家族の絆の表れだと見て、称賛している」と綴っている。
もちろん、二人のプレーにも賛辞を贈っており、旗手の先制ゴールには「チームの均衡を破る決定的なPKを決めた。チームワークと個人技の集大成を象徴するようなゴールで、喜びは冷めやらなかった」と評しており、前田の得点にも「見事な一撃でゴールシートに名を刻んだ。特にジョー・ハートが退場処分を受けた後の彼の類まれなパフォーマンスは、チームを勝利に導く極めて重要な役割を果たした」と振り返るなど、殊勲の両プレーヤーのパフォーマンスも絶賛している。
旗手、前田の本来のポテンシャルが発揮され、今季5勝目を挙げたセルティック。数的不利の状況を凌ぎ切り得点も重ねるという、チーム力の高さも示したゲームとなった。
構成●THE DIGEST編集部
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