F1のブラジル・グランプリは現地11月4日、スプリント決勝が行なわれ、シュートアウトで6番手だった角田裕毅(アルファタウリ)が6位入賞し、3ポイントを獲得した。残り3周となる22周目にはルイス・ハミルトン(メルセデス)を見事オーバーテイクし、各国メディアや国内外のファンから喝采を浴びている。
  前日の予選ではQ1敗退の16番手に終わった角田。最終アタックでは、前方を走行していたハミルトンの影響を受けたと主張し、チームの無線を通じて「ルイス・ハミルトン」の名前を連呼した。実際に審議には至っていないものの、忸怩たる想いがあったのは確かだろう。

 スプリント決勝では、そんな因縁の相手をオーバーテイク。アウトから豪快に抜き去って一気に突き放してみせた。角田は6位に入賞し、コンストラクターズポイントを7位のウィリアムズに9ポイント差に迫る19ポイントに積み上げた。

 角田のドライビングにはF1公式SNSも、「角田裕毅はルイス・ハミルトンから6位を奪取! なんてドライビングだ!」と驚愕の絵文字とともに綴り、さらに専門サイト『FORMULA RACERS』の公式X(旧ツイッター)も「角田裕毅が素晴らしいドライブで6位フィニッシュ」と称賛。さらに「3ポイント獲得、ハミルトンを見事な追い抜き、アルファタウリがウィリアムズに接近」と付け加えた。

 同SNSには海外ファンから「ユウキ、なんてドライブだ」「ユウキは最強だ」「バンザイ、ユウキ!」「素晴らしいドライブだ」「彼はハミルトンよりはるかに優れているよ。若く、才能があり、野心的だ」「ユウキはその席に相応しくないという人たちに、自分の実力を証明している」などと称賛のコメントが数多く寄せられた。

 5日に行なわれる決勝は16番手スタートとなるが、勢いのままにポイントゲットとなるか。注目のレースとなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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