現地時間11月4日に行なわれたプレミアリーグ第11節で、ブライトンはエバートンと1-1で引き分けた。

 敵地での一戦、ブライトンは開始5分でヴィタル・ミコレンコの角度のない位置からの連続シュートで先制を許し、終盤までゴールを奪えずにいたが、84分に三笘薫が左サイドからフェイントでマーカーを振り切って左足でクロスを上げると、これが相手DFアシュリー・ヤングの足でディフレクトし、GKジョーダン・ピックフォードの頭上を抜いて同点ゴールとなった。

 自身の得点とはならなかったが、チームを敗戦から救うオウンゴールを生み出した三笘は、ホームチームの選手を抑えて「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に輝き、その同点の場面は「モーメント・オブ・ザ・マッチ」に選定された。さらにプレミアリーグの「マン・オブ・ザ・マッチ」にも59.2%の得票率で輝いている。

 クラブの公式サイトは、「三笘の魔法がブライトンを同点に導く」と題したレポートで、「ブライトンは一生懸命にプッシュし、残り6分でついに突破口を見つけた。マフムード・ダフードのパスが三笘に届くと、彼はジャック・ハリソンを置き去りにし、そのクロスはヤングによるディフレクションを受けて、ピックフォードをかわしてゴールに飛び込んだ。三笘は、ブライトンのファンの前で称賛を、喜んで受け入れた」と綴っている。

 現地メディアの報道では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が10点満点の採点で、アブドゥライ・ドゥクールとミコレンコのエバートン勢と並んで最高点の「8」を三笘に与え、英国公共放送『BBC』の視聴者による採点はチーム3番目となる「6.82」となった。
  日刊紙『Daily Mail』は、チーム単独最高の「7」とし、寸評では「三笘が放ったクロスがヤングに当たって逸れ、残酷にもエバートンは過去8試合で6勝目を阻止された」とエバートンの視点から、日本代表選手によってもたらされた不運を強調している。

『Sunday Times』紙は、「アウェー側のポゼッションがますます上昇するにつれ、彼らは希望をかけて、左ウインガーの三笘にボールを繋ぐことに成功。これにより、苛立ちの午後がついに報われる可能性が出てきた。日本代表選手はハリソンをかわし、落ち着いて、混雑したボックス内でチームメイトを見つけようとした。彼のクロスはヤングに当たり、後ずさりするピックフォードを越えてゴール内に落ちた。ブライトンにとっては安堵、エバートンにとっては苦悶の時だった」と伝えた。

 ブライトンの地元メディアでは、『Sussex Express』が「彼のいつもの高い基準に比べれば、今回は控えめなプレーだった。1対1のプレーでは、終始ヤングを圧倒したものの、多くの時間帯で、相手守備陣に取り囲まれた。しかし、ラスト10分でブライトンが何も持ち帰れないように思われた時、強制的に同点ゴールを決めて不振をカバーした」と彼のプレーを振り返り、ルイス・ダンクと並んでチーム最高タイの採点「7」を付与している。

 そして日刊紙『The Argus』は、こちらのチーム最高タイとなる「8」の高採点を三笘に与え、「ダイナミックな結末に対して、高評価を受けるのは当然だ。彼は前半よりも、サイドに広がり、素晴らしいチャンスとゴールをもたらした。とはいえ、それ以前に抑えられていた時でも、彼はしばしば複数のマーカーと対峙してプレッシャーをかけており、ブライトンからすれば、それをより上手く活用できたかもしれない」と、彼への賛辞とともに、チームのプレーについて指摘した。

構成●THE DIGEST編集部

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