ロサンゼルス・レイカーズは今季、シーズン序盤は勝ち負けを繰り返し、ウエスタン・カンファレンス9位タイの3勝4敗と波に乗り切れずにいる。

 レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2枚看板は健在だが、元NBA選手のギルバート・アリナスは「(レブロンを)リスペクトしすぎている」とデイビスに対して“独り立ち”を求めている。

 オフに先発ガードのディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、そして日本人フォワードの八村塁と再契約を結んだレイカーズ。さらに、FA(フリーエージェント)でガードのゲイブ・ヴィンセント、スウィングマンのキャム・レディッシュ、3&Dとして計算できるトーリアン・プリンス、アスレティックビッグマンのジャクソン・ヘイズとクリスチャン・ウッドを獲得した。

 堅実な補強を行なって迎えた今季、開幕7試合を終えた時点でデイビスは、23.9点、12.0リバウンド、3.3アシスト、1.00スティール、3.29ブロック、FG成功率55.3%と攻守に奮闘。レブロンも平均25.3点、8.4リバウンド、5.9アシスト、1.57スティール、FG成功率56.1%と好成績を残している。

 ただ、チームとしては平均111.1点(リーグ17位)、114.6失点(19位)、得失点差−3.4(19位)と、パッとしない成績にとどまっている。
  アリナスは自身がホスト役を務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、「レブロンは38歳だ。AD(デイビス)は今のプレーを継続できればいいが、一貫性が必要だ」と語り、12月末に39歳を迎える大ベテランのレブロンの影響力が大きすぎるがゆえの問題点を指摘している。

「コーチングスタッフ、組織自体がみんな38歳のレブロンが第1オプションだと思っている。現状のADは、絶対に誰かとペアにさせないといけない。レブロンという名前を忘れて見てみたら、38歳が第1オプションなら100%、トレードで誰かを獲得しないといけない」

 アリナスは、“2番手”であり続けるデイビスの心構えに関しても一言物申した。

「ADは彼(レブロン)をリスペクトしすぎている。でも、スターが2人チームにいる時、誰も鍵を渡そうとしないもので、どちらか1人が鍵を握る。(レイカーズ時代の)シャック(シャキール・オニール)がいつコビー(ブライアント)に鍵を渡した? 一度もない」

 スターの共存の難しさを説きつつ、アリナスは30歳とベテランの域に入ったデイビスの真の覚醒に期待していた。

構成●ダンクシュート編集部

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