ストーブリーグの幕開けを告げるGM会議。今年はアリゾナ州スコッツデールの高級リゾートホテルで11月7日から9日にかけて開かれた。しかし出席者が相次いで体調不良を訴えたため、最終日の予定はキャンセルされ、スケジュールは短縮された。

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 このGM会議を取材していた米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は11月12日、現地の状況のほか、去就が大きな注目を集めている大谷翔平、山本由伸といった有力選手の動向を伝えた。

 体調不良者が続出した件については、「関係者たちは完璧な天候に大喜びし、その風景やそよ風に揺れるヤシの木に魅了されながら、エネルギーに満ちた表情でリゾート地にやってきた。ところが、脱水症状や吐き気で顔面蒼白になった人たちが続出。最初は食中毒が疑われたが、おそらくウイルス性胃腸炎が蔓延した可能性が高く、スケジュールは短縮された。少なくとも、下痢、腹痛、吐き気、嘔吐に見舞われた幹部がひとりもいない球団はなかった。このため選手会の年次総会はスコッツデールのオフィスではなく、WEB上で開催された」と報告した。

 しかし、少なくともGMたちはさまざまな議題や情報を共有し、そのなかには大谷翔平の話題も含まれていたという。もちろん大谷自身は会場に姿を現わさず、代理人のネズ・バレロ氏も不在。それでもナイチンゲール記者は、「オオタニの代理人、バレロはGM会議のリゾートとは別のホテルに滞在してメディアを避けた。そして各球団のGMら関係者は、全員がバレロと話したことさえ認めなかった」と報じている。
  また、ロサンゼルス・エンジェルスのペリー・ミナシアンGMの動きも伝えた。「ミナシアンGMは7日の夜、ロン・ワシントンを予約なしで『ステーキハウス44』に連れていき、オーナーのアート・モレノとともに約2時間にわたって会談。食事後も外で立ち話を続けていた。そして翌8日にエンジェルスの監督就任が発表された」と舞台裏を明かしている。

 さらにナイチンゲール記者は、大谷と山本に関する最新情報も伝えた。「もしオオタニがロサンゼルス・ドジャースかエンジェルスを選ばなかった場合、一部の球界幹部は、最も高い年棒を提示するのはサンフランシスコ・ジャイアンツだが、オオタニはシカゴ・カブスかテキサス・レンジャーズのどちらかと契約するだろうと予想している」と伝えている。

 山本については、「ニューヨーク・メッツがオオタニを獲得する現実的なチャンスがないと考え、日本球界のエース、ヤマモトに注目している」と、メッツが大谷ではなく山本の獲得に注力すると見通した。

 ほかにも、カブスからFAとなったコディ・ベリンジャーは、カブスと再契約するか、ニューヨーク・ヤンキースに移籍する二択になったと報じ、エンジェルスはシカゴ・ホワイトソックスからFAとなった遊撃手のティム・アンダーソンに強い関心を示しており、チームは二塁手にコンバートする意向を持っていると報じた。

構成●THE DIGEST編集部

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