球界の歴史を塗り替えた二刀流戦士への賛辞が鳴り止まない。

 現地11月16日(日本時間17日)、全米野球記者協会(BBWAA)に所属する30名の記者が選出するメジャーリーグの最優秀選手賞(MVP)が発表され、アメリカン・リーグは大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が2年ぶりに受賞した。

 2021年に続く満票でのMVPは、メジャー史上初めて。稀代のスーパースターが、またひとつ新たな伝説を刻んだ。

 今季の大谷は、まさに異次元と言っても過言ではなかった。侍ジャパンの一員として参加した3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、代名詞の二刀流でフル稼働。全7試合に出場し、打っては打率.435、投げては2勝1セーブを挙げて3大会ぶりの世界一に貢献。無論、大会MVPに輝いた。

 WBCの勢いはシーズンに入っても続いた。打撃では44本塁打を放ち、日本人初のホームラン王を獲得。投手でも10勝をマークし、「2年連続二桁勝利&二桁本塁打」という前人未到の記録を達成した。

 今オフもチーム最優秀選手やア・リーグのDH部門でシルバースラッガー賞を受賞するなど、数々の個人タイトルを手に入れ、最高の栄誉と称されるリーグMVPも、満場一致で選出された。
  数々の記録を打ち立てた日本人に米記者も舌を巻いている。『ピッチング・ニンジャ』の愛称で知られる米投球分析家のロブ・フリードマン氏は大谷のMVPが発表されると、公式X(旧ツイッター)に「今日はショウヘイ・オオタニの感謝日と宣言する!」と綴り、二刀流スターに敬意を示した。

 さらに稀代の”大谷翔平マニア”として周知されている米放送局『Fox Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏はXに、WBCチャンピオン&MVP、アメリカン・リーグMVPのタイトルを羅列すると、「ショウヘイ・オオタニのような活躍を目の当たりにできる年は、もう二度と起こらないだろう」と評し、MVP尽くしだったシーズンに畏敬の念を抱いた。

 常識では考えられないような偉業をいとも簡単に成し遂げてしまう大谷。偉才の進化は止まる気配がない。

構成●THE DIGEST編集部

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