現地時間11月15日(日本時間16日、日付は以下同)、ボストン・セルティックスは敵地ウェルズファーゴ・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦。117−107で勝利し、イースタン・カンファレンスの首位攻防戦を制した。

 この日のセルティックスは、ジェイレン・ブラウンが体調不良、クリスタプス・ポルジンギスも右ヒザの打撲と、主力2選手が欠場。そんな状況下でエースのジェイソン・テイタムがゲームハイの29得点に8リバウンド、6アシスト、2スティール、デリック・ホワイトが27得点、5アシスト、ドリュー・ホリデーが18得点、10リバウンド、2ブロック、アル・ホーフォードが14得点、8リバウンド、3アシスト、5ブロックをマークし、勝利に貢献した。

 スターターを2人も欠くなかで難敵シクサーズを撃破したホワイトは、試合後にこう話した。

「みんながちょっとステップアップしなきゃいけなかった。JB(ブラウン)とKP(ポルジンギス)がいなかったんだ。彼らの代わりなんていない。だからこそ、僕らはそれぞれがステップアップしなきゃいけない。今夜はたくさんの選手たちがステップアップしていたと思う」
  なかでもホーフォードは、出場時間帯における得失点差でホリデー(+16)に次ぐチーム2位の+14を記録。昨季までの計5シーズン、セルティックスでスタメンを務め、今季はベンチスタートとなっているが、この試合ではしっかりと先発センターの役割を全うした。

 チームメイトを生かすスクリーンやオフボールムーブ、豊富な経験を駆使したディフェンス、絶妙なタイミングで失点を防ぐブロックショットに加え、非凡なシュート力も持ち合わせる万能ビッグマンは、試合後に地元メディア『CLNS Media Boston Sports Network』へこう話していた。

「(昨季までとの)唯一の違いは先発かどうかだけ。けどそれ以外では、自分の仕事をしているだけなんだ。ペリメーターをガードする必要があればするし、ポストを守る必要があればそれをやる。スリーを打ったり、バスケットへ向かったり、いろんなことがある。僕はこのグループを助けられるよう、自分にできることならなんだってやるさ」

 キャリア17年目、37歳のホーフォードに、毎試合20得点を求めるのはさすがに酷。だがそれを補って余りあるほど、セルティックスが誇る大ベテランは多方面に渡ってチームを助けることができる。

 2008年以来、球団史上18度目のリーグ制覇を目指すセルティックスにとって、攻守で計算できる経験豊富なホーフォードは心強い存在だろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!