リーグ・アン第13節のモナコ戦で、パリSGの守護神ジャンルイジ・ドンナルンマがやらかしてしまった。ゴンサロ・ラモスのゴールでパリSGが1ー0とリードしていた22分、ミラン・シュクリニアルのバックパスを受けたドンナルンマは、モナコのFWフォラリン・バロガンのプレッシャーを受けて慌ててキック。これを南野拓実にカットされて、そのままゴールを決められてしまったのだ。

【動画】パリSG対モナコのハイライト!ドンナルンマの“アヒル”と、南野のゴール&アシストをチェック!

 試合は首位のパリSGが5ー2で3位のモナコを倒したが、しかし、このプレーを母国イタリアのメディアがこぞって酷評した。大手スポーツ紙の『Gazzetta dello Sport』は、「5得点、勝点3、ふたつのパラータ(セーブ)と、そしてひとつの“パペラ”(アヒル)」と報道。イタリアでは失点につながるGKの大きなミスを“アヒル”と呼ぶ。ドンナルンマのプレーはまさに“アヒル”と形容されるものだった。

 同紙は「ドンナルンマは2つの驚異的なセーブを見せた」と、11分のCKからのスングトゥ・マガサのヘッド、45分の南野の決定的なシュートを防いだプレーを称えながらも、「22分にバロガンのプレッシャーを受けてパニックに陥り、日本人のミナミノにゴールをプレゼントするパスを提供。このレベルのGKにとって致命的なミスだった」と酷評した。
  さらに、『Corriere dello Sport』紙も「ドンナルンマが大惨事となる重大なミス。ミナミノが贈り物を受け取ってゴールを決めた」と伝えれば、『Tuttosport』紙は「なんて“アヒル”だ! 信じられないようなミス。ミナミノにアシストした」と記した。

 また、『Sky Sport』は「センセーショナルなミス。ミナミノに素晴らしいゴールを決められた。ドンナルンマにとって素晴らしい夜ではなかった」、『Sport mediaset』は「モナコ戦でとんでもない“アヒル”を見せ、日本人に同点ゴールをプレゼント」、『Virgilio.it』は「またしてもイタリア代表GKが足下のプレーでミス。試合を台無しにする危険もあった」と報じている。

 南野に決められた後、腕を挙げて謝罪のポーズを見せたドンナルンマ。その後、キリアン・エムバペのPK、個の力を見せつけたウスマンヌ・デンベレのニアぶち抜きゴール、ヴィティーニャのミドル、ランダル・コロ・ミュアニのダメ押し弾と、計5点を決めた攻撃陣のゴールラッシュに胸を撫で下ろしたに違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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