現地時間12月3日に行なわれたプレミアリーグ第14節で、ブライトンはチェルシーに2-3で敗れ、今季4敗目を喫している。

 序盤でホームチームに2点を奪われるも、43分にファクンド・ブオナノッテの鮮やかな一撃で1点を返し、さらに前半終了間際には数的優位まで得た「シーガルズ」だったが、65分に痛恨のPK献上で加点を許し、以降の反撃はアディショナルタイムのジョアン・ペドロのヘッド弾による1点のみに止まった。

 この数年は分が良かったチェルシー相手に今季2敗目(1敗目はカラバオ・カップ)を喫した一戦で、三笘薫は57分に交代出場。3日前のヨーロッパリーグ(EL)・AEKアテネ戦では怪我明けながらも先発出場で68分間プレーした彼は、定位置である左サイドで奮闘。クラブの公式サイトは、「ブライトンはチェルシーのゴール前に包囲網を張り、三笘は頭によるループ弾でGKロベルト・サンチェスの守るゴールを襲った」と伝えている。
  これで10月のELアヤックス戦以降、6試合連続でゴールやアシストという目に見える結果から出せずにいる三笘だが、現地メディアの報道では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』、日刊紙『Daily Mail』、サッカー専門サイト『90min』は、いずれも10点満点の採点で及第点の「6」を彼に与え、英国公共放送「BBC」の視聴者による採点でもやはり同じ評価(チームの出場16選手の中では10番目)が下された。

『THE Sun』紙は、ライブ実況の記事の中で「三笘はホームチームに多くの問題を引き起こし始めている」「三笘は今や、チェルシーにとっての真の脅威となっている」と、時間の経過とともに背番号22の影響力が増していることを示していた。なお、88分にペナルティエリア内で倒れた三笘がPKを主張した場面については、「ホームチームが65分にPKを勝ち得た時よりも可能性は低そうだ」と記述。これは、チェルシーの決勝PKの判定を認めず、主審を「無能」呼ばわりした同メディアによる、皮肉とも言えるかもしれない。 ブライトンの地元メディアでは、日刊紙『The Argus』がやはり採点では「6」を付与し、「最初はチェルシーを不安定にさせ、対峙したアクセル・ディサシを打ち負かすかと思われたが、ホームチームは三笘を止める方法を見つけた」と総括。一方、同採点とした『Sussex Express』は、「交代出場で幾度か鋭いドリブルを披露したが、怪我前のようなシャープさには欠けていた。それでも、この日本代表選手は、後半のチェルシーにとっては脅威となった」と綴っている。
 
 最後に、ブライトンのクラブ専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』は、採点をチーム7番目となる「6.14」とし、「彼のトレードマークであるドリブル突破で、チェルシー守備陣に脅威を与えた」と称賛。ベンチスタートだったことにも言及し、「パスカル・グロス同様、次の3試合に向けてリフレッシュされれば、これも正当化されるだろう」と、12月の強行日程に対応した選手起用であることを指摘するとともに、今後の三笘に期待を寄せた。

構成●THE DIGEST編集部

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