アメリカ・テネシー州ナッシュビルで行われているMLBのウィンターミーティングでも話題となるなど、今オフのトップFAに位置付けられている山本由伸。オリックス・バファローズからポスティングによるメジャー移籍を目指す右腕には、兼ねてよりニューヨーク・ヤンキースが特に関心を示していると伝えられてきた。

 ウィンターミーティングが幕を開けた現在も、山本の新天地としてヤンキースが本命視されている中、ニューヨークのスポーツメディア『SNY』を通じて、同球団のブライアン・キャッシュマンGMのコメントが報じられている。獲得への熱意を示すとともに、ライバル球団への警戒心も覗かせているようだ。
  現地時間12月5日に配信となったトピックには、「ヤンキース、スティーブ・コーエンオーナー率いるメッツが相手でも、ヨシノブ・ヤマモト獲得争いで『全力を尽くす』準備ができている」というタイトルが綴られており、その中では同メディアにより「ヤンキースとメッツが最有力候補」と予想されている。

 さらに同メディアは「右腕は今週のウィンターミーティング中に契約する予定はないが、リーグ全体でこれほど幅広い関心が寄せられているため、彼の値札が日に日に上がっているという多くの報告がなされている」として、山本の注目度の高さを強調する。

 その上で、キャッシュマンGMによる「争奪戦」への意気込みを紹介しており、「ベストと思われる方法でアプローチするつもりだ」と語ったとしている。

 また、他の球団の動きにも言葉を発しているとして、もう一つの有力候補であるメッツについて「スティーブ・コーエンに対抗できる人がいるかどうかは分からない。彼は産業の巨人であり、帝国を築くことに多くの成功を収めた」などと語ったという。

 同メディアも「キャッシュマン氏は、特に昨シーズン野球界最高年俸を記録したスティーブ・コーエンとメッツとの獲得戦争となると、それが容易ではないことを承知している」と綴っており、「マネーゲーム」においてはヤンキースが劣勢であると指摘。

 しかしトピックでは、キャッシュマンGMの言葉として、「もちろん、興味のある選手であることは間違いないし、我々は彼を獲得するために競争し、それが我々をどこに連れて行くかを見ていく」と山本獲得への意志が繰り返し記されていた。

 トピックにもあるように、山本の契約はウィンターミーティング終了後となると見込まれている。「金満球団」メッツなど多くのライバルとの競争に身を投じているヤンキース、そしてキャッシュマンGMの熱意は果たして実を結ぶのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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