昨年1月23日のロサンゼルス・レイカーズ移籍から丸1年。八村塁が注目の“LA決戦”で爪痕を残した。

 ともにカリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナを本拠地とするレイカーズとクリッパーズによるライバル対決。試合は4人のオールスター選手を擁し、12月からの23試合で19勝と絶好調のクリッパーズが127−116で勝利を収めたが、八村が披露したダンクが、同日のNBAトップ10プレーに選出された。

 ビッグプレーが飛び出したのは、レイカーズが9点を追いかける第2クォーター残り9分30秒。まず八村はディフェンスで魅せる。

 ワシントン・ウィザーズ時代に共闘したラッセル・ウエストブルックと対峙した八村は、“先輩”の高速ドライブに横並びでついていくと、レイアップのタイミングに合わせてジャンプ一番ブロック。抜群の跳躍力を発揮してゴールを阻止してみせる。
  するとすかさず左サイドを駆け上がり、3ポイントライン付近でボールを手にしてリングへアタック。スピードを殺さず相手ディフェンダー2人の間を縫って跳び上がり、ドイツ代表ダニエル・タイスのブロックをかわすように左手でワンハンドダンクを叩き込んだ。

 この“八村劇場”には、欠場してベンチで戦況を見守っていたレブロン・ジェームズも思わず立ち上がり、現地の実況は「Ohhhh!!Rui!!」と感嘆の声を上げた。試合後、NBAは連日発表している同日のトップ10プレーの9位に八村を選出。ライバル対決に敗れ、後半は見せ場が限られたなかでも、一連のプレーでポテンシャルの高さを垣間見せた。

 レイカーズは現在22勝23敗でウエスタン・カンファレンス9位タイ。勝率5割前後を彷徨う現状へのテコ入れとして、トレードの噂が取り沙汰されており、放出要員に八村が含まれる可能性も出てきている。

 リーグ屈指の名門加入からちょうど1年が経ったが、再び電撃トレードは起こるのか。背番号28の動向から、しばらく目が離せない。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】レブロン、八村塁らが所属するレイカーズの試合を華やかに彩る“レイカーガールズ”を特集!