現地時間1月24日、ゴールデンステイト・ウォリアーズは本拠地チェイス・センターでアトランタ・ホークスを134−112で下し、連敗を2でストップした。

 17日にアシスタントコーチのデヤン・ミロイェヴィッチが急逝したことで同日のユタ・ジャズ戦、19日のダラス・マーベリックス戦と2試合を延期したウォリアーズは、9日ぶりの試合を勝利で飾った。

 ステフィン・カリーが25得点、8アシスト、11本のショットをノーミスで沈めたジョナサン・クミンガが25得点、9リバウンド、2スティール、2ブロック、クレイ・トンプソンが24得点など、計7選手が2桁得点をマーク。

 この勝利によってカリー、トンプソン、ドレイモンド・グリーンの3人は、トリオとしてレギュラーシーズン通算400勝を達成した。

 ウォリアーズを象徴する存在となったビッグ3。これまでカリーが故障、トンプソンがヒザとアキレス腱の手術で2年の全休、グリーンが出場停止処分などで欠場することもあったが、3人が揃ってコートに立った試合でチームは400勝143敗(勝率73.7%)という驚異的な戦績を残してきた。

 ホークス戦後、カリー、グリーンとともに戦ってきた日々をトンプソンは次のように振り返った。
 「非常に特別なことだ。あの2人と一緒にコートにいることができて、本当にありがたいと思っている。友人たちと一緒にプレーできることが、どれだけラッキーなことか。10年以上にわたってチームメイトとしてともに戦い、一緒に経験を積んできた。

 23番(グリーン)、30番(カリー)と一緒にいられることは決して当たり前のことじゃない。そのなかで数多くの勝利を手にしてきたんだから本当にクールなことだね」

 ビッグ3擁するウォリアーズは2013年以降の11年間で9度プレーオフに進出して通算98勝。NBAファイナルには6度進出して計4度(2015、17、18、22)のチャンピオンシップを獲得してきた。

 今夏にトンプソンが完全FAになることもあり、その去就が注目されているが、本人は「できればもっと多く勝てるといいね」と意欲を見せている。

 スター選手のトレードも珍しくない現在のリーグの中で、カリーは在籍15年目、トンプソンは13年目(実働11年目)、グリーンが12年目を迎えている。移籍はビジネスの一部とも言われるNBAだが、3人とも引退までウォリアーズでプレーしてほしいと願うファンは少なくないだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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