1月29日(日本時間30日、日付は以下同)に行なわれた、ミネソタ・ティンバーウルブズとオクラホマシティ・サンダーによるウエスタン・カンファレンスの首位対決(どちらも32勝14敗/勝率69.6%)はウルブズが107−101で勝利を収め、ウエスト単独首位へ返り咲いた。

 両チームにはリーグ有数の若手スターガードが在籍しており、この日はウルブズのアンソニー・エドワーズ(22歳)が27得点、4リバウンド、4アシスト、サンダーのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(25歳)が37得点、7リバウンド、8アシスト、2スティールと、いずれもチーム最多得点をあげる好パフォーマンスを披露した。

 ウエストは今季も大混戦となっており、上位4チームは2.0ゲーム差、5位のサクラメント・キングス(27勝18敗/勝率60.0%)から11位のヒューストン・ロケッツ(22勝24敗/勝率47.8%)まで7チームが5.5ゲーム差以内でひしめき合っている。

 同日にロサンゼルス・クリッパーズはクリーブランド・キャバリアーズに108−118で敗れ、30勝15敗(勝率66.7%)で4位へ順位を落としたが、今季のチームはカワイ・レナード、ポール・ジョージ、ジェームズ・ハーデンにラッセル・ウエストブルックというスーパースターを4人も抱える超豪華ロスターを形成している。
  そんななか、クリッパーズのジョージは29日に公開された自身のポッドキャスト番組『Podcast P with Paul George』の最新エピソードで、サンダーのギルジャス・アレキサンダーとウルブズのエドワーズのライバル関係に期待を寄せていた。

「俺はSGA(ギルジャス・アレキサンダー)とアント(エドワーズ)のライバル関係が大好きなんだ。あの2人の戦いはこれからのキャリアでも楽しいものになるだろう。彼らは同じウエストにいるからね」

 今季のウルブズとサンダーの直接対決は2勝2敗、そのうち3試合は6点差以内の決着と、両チームの戦力は拮抗。エドワーズは4試合で平均23.0点、5.3リバウンド、4.0アシスト、ギルジャス・アレキサンダーは平均34.0点、4.8リバウンド、6.8アシストを記録した。

 ウルブズにはカール・アンソニー・タウンズやルディ・ゴベア、マイク・コンリーといったベテラン陣、サンダーにはジェイレン・ウィリアムズやチェット・ホルムグレン、ルージェンツ・ドートといった若手がエースをサポートしている。

 今季開幕前、両チームが強豪揃いのウエストで首位争いをすると予想した者は皆無だった。シーズンはまだ折り返し地点だが、後半戦もこの勢いを維持することができれば、4月20日に幕を開けるプレーオフでエドワーズとギルジャス・アレキサンダーの対戦が見られるかもしれない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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