男子テニスツアー「南フランス・オープン・モンペリエ」(1月29日〜2月4日/フランス・モンペリエ/インドアハードコート/ATP250)に出場した元世界ランク1位のアンディ・マリー(イギリス/49位)は、シングルス1回戦で地元勢のブノワ・ペール(フランス/112位)に6-2、6-7(5)、3-6の逆転で敗退した。

 これで、昨年11月の「ロレックス・パリ・マスターズ」から4大会連続初戦敗退となったマリー。先日の全豪オープンで初戦敗退した後の会見では「ここ(全豪)でプレーするのは今年で最後になるかもしれない」と、後ろ向きな発言をしていた。

 そんなマリーに追い打ちをかけるように、母国メディアの『BBCスポーツ』は彼の最近の成績を厳しく評価。グランドスラム3勝、オリンピックでの2度の金メダル獲得といった過去の功績を挙げつつ、「チャンピオンのプライドが彼に良い結果を生むのはいつになるのか?」とX(旧Twitter)に綴った。

 また、36歳という年齢や股関節の手術を経たことで「着実に衰えている」とし、「勇敢に戦い続けることが、いつか彼のレガシーを汚すことになるかもしれない」、「もし今ボールを打つことをやめれば、偉大な選手としての、そして英国スポーツ界の伝説としての地位は保たれるだろう」と、今がキャリアの引き際であると評している。
  この手厳しい投稿にマリー自身の目にも入ったようだ。マリーはこの投稿にリポストする形で、「僕のレガシーが汚れるだって? 勘弁してくれよ」と反応。

 続けて「確かに今の僕はひどい状態だ。大抵の人ならあきらめて(テニスを)やめてしまうだろう。でも僕は普通の人とは違うし、メンタルの持ちようも違う。僕はやめない。自分の実力を発揮できるよう、戦い続け、努力し続ける」と力強く反論している。

 マリーは来週開幕の「オープン13プロバンス」(2月5日〜11日/フランス・マルセイユ/インドアハードコート/ATP250)にエントリー。またその後はドーハ、ドバイの中東2大会に出場予定だ。2019年のアントワープ以来、ツアー優勝から遠ざかっているマリーだが、世間の評価を覆すべく今一度奮起してほしい。

構成●スマッシュ編集部

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