現地時間2月14日(日本時間15日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地デルタ・センターでユタ・ジャズと対戦。138−122で快勝し、今季成績をウエスタン・カンファレンス9位の30勝26敗(勝率53.6%)とした。

 この試合、大黒柱レブロン・ジェームズが不在の中でレイカーズの勝利の立役者となったのが、ゲームハイの37得点をマークしたアンソニー・デイビスと、“日本の至宝”八村塁だ。

 とりわけ八村は序盤から3ポイント、プルアップジャンパー、ドライブからのバスケットカウントなど暴れ回り、前半だけで21得点を奪取。その後もネットを揺らし続け、最終的にキャリアハイとなる36得点を叩き出した。

 今季の八村はここまで42試合に出場し、平均24.2分のプレータイムで12.0点、3.7リバウンド、1.1アシスト、フィールドゴール成功率51.5%、3ポイント成功率40.0%を記録。そしてもうひとつ、注目したいスタッツが出場時間あたりの±だ。

 これは自分がコートに立っている時間帯のチームの得失点差を示す数字で、今季の八村は1試合平均で+3.0、総数で+128を計測。つまり八村が出場している間、レイカーズは相手よりも128点も多くスコアしているということだ。

 ジャズとの試合でも、八村は37得点を奪ったデイビス(+24)を上回る+25を記録。シーズン累計でも、平均+3.0と総数+128は、レブロン(平均+1.4、総数+70)やデイビス(平均+0.6、総数+31)を抑えて堂々のチームトップに君臨している。
  この出場時間あたりの±は、対戦相手や敵味方のラインナップにも左右されるため1試合単位で見ても信頼性の高い数字にはならないし、このスタッツ自体が選手の実力を測る物差しにもなり得ない。所属チームが強ければプラスに、弱ければマイナスに振れる確率が高いため、この指標を使って他球団の選手と優劣を比べるのもナンセンスだ。

 それでも、レイカーズの得失点差が−0.1という状況において、42試合に出場してプラスの数値を計測、しかも同じチームに在籍するレブロンやデイビスをも上回る数字を記録しているというのは、八村がコート上で効果的なプレーができていることの証明であると言っていいだろう。

 ちなみに八村は、プロキャリアをスタートさせたワシントン・ウィザーズが毎年勝率5割を下回っていたこともあり、昨季までの4年間で1度もプラスを計上したことはない。昨季もレイカーズ移籍後は+1.2をマークしたが、シーズン全体では−0.4にとどまった。

 この日がレイカーズにとって球宴前最後の試合だったこともあり、最高の形でオールスターブレイクを迎えることができた八村。シーズン後半も攻守に貢献度の高いパフォーマンスを披露し、チームのプレーオフ進出を後押ししたいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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