アジアカップ準決勝の前夜に起こった“卓球騒動”の余波が収まる気配がない。夕食後に若手グループと卓球に興じて騒いだイ・ガンインが、注意と自制を促した主将ソン・フンミンに反発して両者はもみ合いに。内紛を起こしたチームは翌日のヨルダン戦で、枠内シュート「0本」という低調な内容に終始し、0ー2で敗れた。

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“卓球騒動”が明らかになると、イ・ガンインは自身のSNSで「兄(先輩)たちの言葉に率先して従うべきでした。ファンに悪いイメージを与えてしまい、申し訳ありません。失望させてしまった多くの方々にお詫び申し上げます」と謝罪。ただ、ソン・フンミンを殴ったという報道については、弁護士を通じて「殴っていない」と否定した。

 しかし韓国サッカーファンは年長者に反抗したイ・ガンインを問題視。イ・ガンインが広告塔を務める複数企業に対して不買運動が巻き起こっている。このような状況のなか、一方のソン・フンミンに対するバッシングも出始めた。ソン・フンミンが自身のSNSに、アンバサダーを務めるブランドの広告動画を投稿。これにイ・ガンインのファンが抗議の声を挙げたのだ。

 韓国紙『朝鮮日報』によると、ソン・フンミンの投稿に対して、「主将の資質がない」「イ・ガンインを潰そうとしているのか」「なぜ22歳の若者だけ批判を受けるのか?」「代表チームの主将として事態の解決を図ってくれ」「この件について、なぜ沈黙しているのか?」などといった意見が書き込まれた。
  するとソン・フンミンのファンが反論に出た。「そうしたコメントを書き込むほど、イ・ガンインが罵倒されるぞ」「広告の投稿は契約に含まれている。何が問題なのか?」「なぜソン・フンミンが責められるんだ?」「主将に落ち度はない」。

 このような両ファンのバトルが、現在も続いている。同紙によると、ソン・フンミンは“卓球騒動”について明言していないものの、所属するトッテナムの公式YouTubeに主演して、「人生で最も大変な1週間だった。でも、トッテナムのチームメイト、ファン、コーチングスタッフたちが盛り上げてくれた。そのおかげで、“ポジティブ・ソニー(ソン・フンミンの愛称)”に戻ることができたよ」と語っている。

 ソン・フンミンとイ・ガンイン。韓国代表の攻撃の中心選手ふたりを巡る“卓球騒動”は今後、どのような展開を見せるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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