現地時間3月17日に行なわれたリーグ・アン第26節で、スタッド・ドゥ・ランス(以下ランス)はメスを2-1で下し、3試合ぶりに勝点3を獲得している。

 3分にウマル・ディアキテのゴールで早々に先制したホームチームは14分に失点。以降は相手を上回るチャンスを創出しながらも得点に至らず、もどかしい展開が続いた。しかし、終盤の79分に伊東純也がドリブルで敵陣深くに突進。急停止から鋭く切り返して右足でゴール左隅に突き刺し勝ち越しに成功すると、このリードを守り切った。

 11節ナント戦(1-0)での決勝点以来となる今季3点目で勝利に大貢献した伊東について、クラブはSNSで「ジュンヤの素晴らしい突破! 日本人アタッカーが素晴らしいゴールを決め、ランスにリードをもたらした」、公式サイトでは「伊東がペナルティーエリアに進入し、フェイントをかけた後、GKアレクサンドル・ウキジャを出し抜くシュートを決めた。ランスはこの『宝石』でリードを奪った」と、それぞれ決勝弾について報じている。

 リーグ・アンの公式サイトは、「メスの3連勝はならなかったが、これは伊東というひとりの男の才能のせいだ。彼は素晴らしいゴールで流れを変えた」とその貢献ぶりを強調し、このプレー以外にも「伊東の完璧なクロス」「この試合で伊東は他のどの選手よりも多くのキーパスを送った」「ランスでは、特に伊東の良いプレーが印象的だった」「ランスは、右サイドでの伊東とトマ・フォケの組み合わせで危険な攻撃を見せた」と、背番号7に賛辞を贈った。
  ウィル・スティル監督は、この最高殊勲者を「躊躇することなく、自信を失わずに前向きな姿勢を保っている」と称賛。さらに、「彼は重要な選手であり、おそらく現在の日本人選手の中では最高のひとりだ。我々にとっての重要な選手は、チームとしての成功を収めるため、我々に勝利をもたらす必要がある」とも語っている。

 現地メディアの報道では、サッカー専門サイト『Made in FOOT』は、「マン・オブ・ザ・マッチ」に伊東を選定し、「ランスのウインガーは、彼ならではの見事なプレーでチームに勝利をもたらした。ゴールに加えて、ボールプレーで非常に目立った(6つのキーパス、5回のドリブルで成功3回)。彼は攻守両面で努力を惜しまなかった(10回のデュエルで6回勝利、1回のクリアランス、1回のインターセプト、1回のタックル)」と、その効果的なプレーを数字で振り返った。

『maxifoot.fr』は、「後半の半ばにランスは問題を抱えていたが、その後に伊東の素晴らしいプレーによって報われた」とレポート。そして、ランスの地元スポーツ総合サイト『sport club』は、伊東を「英雄」と表現し、以下のようにこの日本人選手の功績を評している。

「ランスがチャンスを量産したが、常にメスの選手がゴールを妨げていた。そんな中で79分、ジュンヤはセンターサークルでボールを奪い、エリア内に進入し、マテュー・ウドルをかわしてから、ゴール左上隅にボールを放り込んだ。この日本人の新たな偉業に、ホームスタジアムは沸き立った」

構成●THE DIGEST編集部

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