フェニックス・サンズは現地時間3月23日(日本時間24日、日付は以下同)、敵地フロストバンク・センターでサンアントニオ・スパーズと対戦。相手に一度もリードを許さず、131−106で快勝し3連勝を飾った。

 この勝利でサンズは今季成績をウエスタン・カンファレンス6位の42勝29敗(勝率59.2%)とし、貯金は今季最多の13に。5位のニューオリンズ・ペリカンズ(44勝27敗/勝率62.0%)とは2.0ゲーム差で、7位のサクラメント・キングス、8位のダラス・マーベリックス(いずれも41勝29敗/勝率58.6%)とは0.5ゲーム差と、熾烈な順位争いが展開されているものの、プレーオフへ自動的に出場できる位置をキープしている。

「今夜の彼は最上級のデビン・ブッカーだったね。得点し、パスも回していた。ゲームを完全にコントロールしていたよ。ブックによる見事なパフォーマンスだった」

 フランク・ヴォーゲルHC(ヘッドコーチ)が試合後にそう話したとおり、この日のブッカーはゲームハイの32得点に7リバウンド、9アシストでサンズを牽引。さらにケビン・デュラントが25得点、4アシスト、3スティール、ブラッドリー・ビールが13得点に12アシスト、ボル・ボルが13得点、4リバウンド、エリック・ゴードンが12得点、ドリュー・ユーバンクスが10得点、3ブロックをあげて勝利に貢献した。
  この試合、サンズはチーム全体で38アシスト、フィールドゴール成功率59.6%(56/94)を記録。ブッカーとビール、デュラントがハンドラー役をこなし、上々のチームオフェンスを展開していた。

「後半、我々は多くのコンタクトを仕掛けてフィジカルにやっていたと思う。だがブックとKD(デュラント)を止めることはできず、今はブラッドリーも健康体なんだ。極めて(止めるのが)タフなトリオだ。我々はできる限りのことをやったんだがね」

 スパーズを率いる名将グレッグ・ポポビッチHCも、サンズのビッグ3にお手上げの様子だった。

 ポストシーズンに向けた順位争いは依然厳しいものとなっているが、サンズにとってはビッグ3が健康体でプレーできている点は間違いなく好材料。このまま白星先行で戦い続けて、ウエスト6位以内でレギュラーシーズンを終えたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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