ロサンゼルス・エンジェルスは現地3月28日(日本時間29日)、ボルティモア・オリオールズとのシーズン開幕戦に臨み、3-11で敗れた。
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 初回に主砲マイク・トラウトのソロ本塁打が飛び出し先制するも、先発のパトリック・サンドバルが2回をもたず5失点(自責点3)、リリーフ陣も打ち込まれ7回までに大量11点を奪われた。

 打線もトラウトの一発以降は、終盤までノーヒットが続き、この試合で記録した安打はわずか2本。昨季のホームラン王・大谷翔平(現ロサンゼルス・ドジャース)が抜けた今季、初戦から打撃陣の迫力不足を露呈する無様な姿で試合を終えた。

 同カード2戦目は1日置いて、現地30日に行なわれる。敵地でのシーズン開幕戦に大差で敗れたことで、早くも先行きを危ぶむファンの声などが上がっているエンジェルス。しかし意外にも、初戦の結果を引きずることなく、次なる戦いを見据えるチーム内の反応が伝えられている。

 MLB公式サイト『MLB.com』は開幕戦の翌日(29日)、エンジェルス番記者を務めるレッド・ボリンジャー氏のコラムを掲載。同球団のペリー・ミナシアンGMの新シーズンへの意気込みなどが綴られている。

 記事のトピックでは、昨年リーグ最多の101勝を誇る強豪オリオールズとの対戦となった開幕カードに加え、今後の戦いもチームにとって「厳しい序盤戦だ」と評するなど、苦戦が予想される見通しを語っている。

 その一方で、ミナシアンGMは「私が期待しているのは毎日ハードにプレーし、試合の準備をしてすべてを出し切り、今日のことだけに集中することだ」とコメント。結果も大事だが、まずはグラウンド上での全力プレーを求めた。

 ボリンジャー氏は同GMについて「ミナシアンは近年、ショウヘイ・オオタニの活躍を考慮して6人制の先発ローテーションを採用してきたが、5人制のローテに戻すことに興奮しているとも語った」として、大谷が去ったあとのチーム内の「変化」への期待を寄せているようだ。
  また、「木曜日の敗北は厳しいものだったが、エンジェルスは次の試合に集中する準備ができている」として、今季チーム第1号のホームランを放ったトラウトが試合後、次戦に向けて力強い言葉を語ったと振り返っている。

「たかが1試合だ。ページをめくらなければならない。(今日は)大変な試合だったので、30日の第2戦に向けて準備が重要だ」

 同トピックでは、開幕戦でルイス・レンヒーフォ、ジョー・アデル、ミッキー・モニアックらが登録されたことで、ミナシアンGMが野手の層の厚さを指摘したとも綴られている。

 2024年シーズンの船出を完敗したエンジェルス。MLB屈指のスーパースターが去り、現地メディアから今季も厳しい戦いが予想されるなか、チームはポジティブな要素をどれだけ結果に結びつけることができるだろうか。「新生エンジェルス」の戦いは、まだ始まったばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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