現地時間3月30日に行なわれたリーグアン第27節で、モナコはメスに5-2で大勝。南野拓実は先発出場を果たし、開始4分で先制ゴールを決めている。

 降格圏に沈む相手とのアウェーマッチ、日本代表アタッカーはエリース・ベン・セギルが左から入れたグラウンダーのクロスをゴールに背を向けて受けると、素早い反転から右足でゴールネットを揺らして今季リーグ通算7得点目をマーク。これで勢いを得たモナコは、10分にマグネス・アクリウシェ、16分にヴァンデルソンが次々にゴールを決め、さらに終盤には交代出場のフォラリン・バログンが2点を追加した。

【サッカーPHOTO】カタールでアジアの強豪たちと戦う日本代表メンバーを一挙紹介! 2列目の左サイドで精力的なプレーを披露し、65分にクレピン・ディアッタと交代した南野について、クラブは公式サイトで「ベン・セギルの完璧なアシストで、タキは今季3度目の先制ゴール、そしてリーグアンでの7点目を決めた。なんという素晴らしいプレーだろうか!」と、そのプレーについて言及している。

 また、「タキにはセカンドストライカーの役割を与えた」というアディ・ヒュッター監督は、「メスが引いてプレーすることを予想していたため、ベン・セギル、アクリウシュの1対1でのクオリティーが役立つと考えた。タキも同様であり、実際に彼は得点を決めてくれた。我々の全体的なパフォーマンスには満足している」とのコメントを残した。

 リーグアンの公式サイトも、「ベン・セギルがニアポストの南野を見つけると、クロスを受けた日本人選手は振り返りざまに相手GKアレクサンドル・ウキジャを打ち破った」「メスとの壮絶な試合で、モナコは南野の活躍ですぐにリードを奪った」と、背番号18のプレーについて伝えている。

 現地メディアの報道では、スポーツ紙『L’EQUIPE』は、得点場面について「ベン・セギルからのパスを受けた南野は、メスの守備が積極的でなかった中、一本足で正確なシュートを決めて先制点を挙げた」と記述。一方、日刊紙『LE FIGARO』は、以下のように先制ゴールをレポートした。

「日本人選手はメスを驚かせ、序盤からモナコにリードをもたらした! ベン・セギルからのパスを受けた彼は、ゴールエリアでゴールに背を向けてボールをコントロール。これは非常にハイレベルなプレーであり、このMFは素早くターンして、ウキジャに対して至近距離からシュートを放ち、早くもモナコが先制点を奪った」
  サッカー専門サイトの『Made in FOOT』は、10点満点の採点でチーム2番目タイとなる「6」を南野に与え、そのプレーについては「ゴールに背を向けてボールを受け取り、自分自身を軸にしてシュートを放った。このシュートは、ヴァンデルソンのシュートを防いだばかりのGKウキジャを驚かせた」と綴っている。

  続いて、『football.FR』は「南野が導火線に火をつけた」との表現で先制ゴールの重要性を強調。また『maxifoot.fr』は、こちらも採点をチーム2番目タイとなる「7」とし、寸評では「通常よりも後ろでプレーすることが多かったが、日本人選手は非常に良いパフォーマンスを発揮。素晴らしい動きで試合を動かし、重要な役割を果たした。さらにラインの裏側へのパスが、相手の守備に大きなダメージを与えた」と、そのプレーを振り返った。

 モナコの地元メディアでは、日刊紙『monaco matin』は「南野がゴールに背を向けながらの、美しい一連のプレーの後にモナコが先制」と伝え、クラブ専門サイト『LA DIAGONALE』は、得点場面以外にも「ウィサム・ベン・イェデル、アクリウシュ、ベン・セギル、そして南野による素晴らしい組織プレーが見られた」と綴り、相手選手の好プレーがなければ、後半の早い段階で4点目が生まれていたかもしれないと報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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