ロサンゼルス・エンジェルスのオーナー、アート・モレノが下した決断が、悪い意味で脚光を浴びている。きっかけになったのは、大谷翔平がMLB日本人通算本塁打記録を樹立したロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・メッツの一戦だ。

【動画】ドジャースのパヘスが右中間スタンドに打ち込んだMLB初本塁打!

 この試合で、ドジャースの一員としてスタメン出場した23歳のキューバ人選手、アンディ・パヘスが大活躍。5回に先頭打者として二塁打を放つと、打者一巡してふたたび回ってきた打席では、MLB初本塁打となる3ランを右中間スタンドに打ち込んだ。

 実は2020年の開幕前にパヘスはエンジェルスへのトレード移籍が決まっていた。しかしオーナーのモレノが、そのトレード交渉を土壇場でひっくり返していた。エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』は、「モレノがドジャースの注目ルーキーを獲得できるチャンスを台無しにした」と振り返った。
  当時のトレードは、このようなパッケージだった。ドジャースはジョク・ピーダーソン外野手、ロス・ストリップリング投手、そしてパヘスを差し出し、エンジェルスからルイス・レンヒーフォ内野手ともうひとりの有望選手を獲得するというものだ。

「もしパヘスがドジャースの下位打線を活性化させれば、エンジェルスのファンはモレノを責めることを忘れてはいけない。もしかしたら今頃、ジョー・アデルに代わってエンジェルスで活躍していたかもしれないからだ」

「モレノは後に、当時のトレード話を終わらせたと認めたが、何が不満の原因だったのかは明かしていない」と記した同メディアは、さらに「オーナー、ありがとう」とトレードを破棄したモレノに自虐的に感謝した。

構成●THE DIGEST編集部

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