「阪神・淡路大震災」の犠牲者への鎮魂と都市の復興・再生への願いを込めた「神戸ルミナリエ」が8日夜、神戸市中央区の旧外国人居留地、東遊園旧外国人居留地付近で始まった。23回目となる今年は「未来への眼差し」をテーマで、多くの来場者が鎮魂の輝きを見つめていた。期間は17日まで。

 神戸ルミナリエ組織委員会事務局によると、今年は神戸港の開港150年に合わせ、大きな節目の年にふさわしい作品を設置。会場の入り口には、巨大な塔とそれに続く光の壁、アーチ状の装飾による「フロントーネ」を配置した。

 東遊園地には、三連の光の回廊作品「ガレリア」と光の壁掛け「スパッリエーラ」を組み合わせた壮大な作品を設置した。今年は作品に使ったLED電球の数は、昨年より10万個多い、約40万個にのぼった。

 手がかじかむほどの寒さの中、多くの人が早くから点灯の時を待っていた。神戸市灘区から来たという女性(35)は「仕事を早く終えてきました。震災のことは思い出したくないこともあります。けど、伝えていかなくてはとも思います。もう20年以上たつと思うと、早いなあと感じます」と話していた。

 同事務局によると、点灯時間は月曜〜木曜までは午後6時〜同9時半まで(金曜日のみ同10時まで)。土曜日は同5時〜同10時。日曜日は同5時〜同9時半までとなっている。
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