民進党の蓮舫代表が27日午後3時から定例会見を行った。周囲に辞意を漏らしていると伝えられており、自身の進退を表明するとみられる。

 民進党は25日に惨敗した都議選の総括案を議論した。野田佳彦幹事長が辞任する意向を表明。参院議員である蓮舫氏は次の衆院選では東京都内の小選挙区から立候補する考えを示した。

蓮舫代表の冒頭発言 一議員に戻り、再スタートする

芝:ご苦労さまでございます。本日は代表の定例会見の日と時間でございますけれども、特別会見に切り替えて会見をさせていただきたいと思います。それでは冒頭、蓮舫代表から発言をさせていただきます。

蓮舫:お疲れさまでございます。今日は私からまず報告をさせていただきたいことがございます。民進党の代表を引く決断をしました。先ほど開いた臨時の執行役員会で了承をいただきました。まずご報告をさせていただきます。25日に両院議員懇談会が開かれました。都議選の総括ならびに幹事長の重い決断をお伝えして、議員の皆さんの率直な思いに耳を傾けました。ブロック会議を通じて、そして今回のこの両議員懇談会の皆さんの仲間の思い、直言を耳にして深く深く胸に落とし入れ、そしてきのう1日、人事に向けてゆっくりと考えました。熟考を1日させていただきました。

 どうすれば遠心力を求心力に変えることができるのか。力強く、私たちがしっかりと皆さんに託していただける民進党であれと、国民の皆さま方に思っていただけるのか。そのときやっぱり考えたのは、人事ではなくて私自身をもう一度見つめ直さなければいけないと思いました。足りないところ、なぜ遠心力を生んでしまったのか、国民の皆さま方に、私たちがこれは言えるのは、攻めの部分はしっかりと行政監視をしてきました。

 今の安倍内閣、安倍総理、お友達を見ているかのような政治、やっぱりこれは許してはいけません。えこひいきとか不平等とか、行政がゆがめられたとか、途中経過が見えないような、そういう政治は絶対に許してはいけない。この部分は、われわれの仲間が衆参合わせてしっかりと提起をしてきた。それに対して国民の皆さま方にも、それはそうだという共鳴の思いが生まれたと思っています。

 ただ一方で、攻めと受け。この受けの部分に私は力を十分に出せませんでした。率直に認め、今回私が手を付けるのは人事ではない。いったん引いて、より強い受けになる。民進党を新たな執行部に率いてもらう、これが最善の策だと。民進党のためでもない、私のためでもない、国家の民主主義のために、国民の選択肢の先である二大政党制の民進党として、それをつくり直すことが国民のためになるという判断だと、ぜひご理解をいただきたいと思います。

 一議員に戻ります。足りないところをしっかり補います。努力をして、もっと学んで、もっと強くなってもう1回ゼロに戻って、私自身も再スタートをする。党はまだまだ強くなる。党はまだまだ皆さんにお伝えして、しっかりと受け皿になる力がある。このことは最後に強くお訴えをしたいと思います。私からは以上です。

芝:代表の冒頭発言は以上でございます。以下、ご質問をお受けしたいと思いますが、所属とお名前をおっしゃっていただいてから、ご質問をいただく方は挙手をお願い申し上げます。どうぞ。

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