2024年五輪はパリに事実上決定 2020年大会準備はこれから佳境に

FP:(英語)

小池:まず、2024年にパリでの開催が事実上決まったということで、パリの皆さん、フランスの皆さんにはおめでとうございますと申し上げたいと思います。そしてまた、今、東京はまさしく準備の最中でありますけれども、2020年の大会に向けての準備の最中でありますが、新設会場の建設もこれから佳境に入るところでございます。

 私が聞くところによると、パリは、多くの会場はすでにある既設の会場をお使いになるということで、それは大変正しい判断だと思います。そして、それによって経費を削減するということは、大会が終わったあとの経費を掛けないで済むという意味で、大変賢い、ワイズスペンディングになると思います。

 東京の場合新しい会場を造ることといたしましたが、やはりそこは、新しい会場をその後どうやって使うかという、2020年後の、大会後のことまでしっかり考えなければいけない。それはリオやそのほかのいくつかのホストシティで見られているさまざまな例があるわけで、その例から、いろんなケースから学んでいかなければならないと思っております。ですから東京としてもいくつか新しい大会会場を作りますけれども、それを例えば、ネーミングライツや、またコンセッション方式などによって、運営を民間に任せるという形で、より活用の仕方がワイズになるように工夫をするところであります。

 それからパリについては、ちょうど、クーベルタン男爵、生誕100年に当たる年かと、2024年がそういう年、記念すべき年に開催されるということは二重の喜びだろうと思います。パリが、今東京も準備をしていますけれども、やはり、安全な都市であるということをしっかりと重ねていく、その努力は、東京にとっても、パリにとっても必要なことだろうと、このように考えております。

 障害を抱えた方々へのアクセシビリティの確保はとても重要なことだと思います。先ほど申し上げたように、私はパラリンピックを基本に、大会を成功させたいと考えている。それはやはり日本の、そして東京のこれからの高齢化を考えると、ホイールチェアなどを使う人、つえをつく人などが増えることはもう明らかですので、パラリンピックの準備をするということは、東京の高齢化に備えるという意味でもあります。

 パリの場合もぜひ、とても街がもう何世紀も完成して出来上がっているが故に、むしろ新しい部分を付け加えるのは難しいときもあろうかと思いますけれども、やはりこれから都市というのはエイジングしていくというのは共通、都市の高齢化ということは、これから、先進国は真剣に考えなければならない問題だと思っています。東京はその意味で、障害のある人にも優しい街づくりということを、このパラリンピック大会への準備を機会に整えていきたいと思っております。

司会:(英語)