日本代表FWの本田圭佑(31)が18日(日本時間19日)、移籍したメキシコ1部リーグの名門、パーチューカの室内練習場で入団会見を行い、それを受けて、地元メキシコを含めた海外メディアが続々と報道した。米国のスポーツ専門局ESPNは「日本代表チームにとって好材料になるのでは」と報じた。

 同電子版では、「ケイスケ・ホンダのメキシコへの移籍は、日本チームのワールドカップへの望みを助けるもの」という見出しで伝えた。
 「本田がACミランからメキシコへ移ったことで、日本からもっと遠くに離れてしまったかもしれない。しかし、これはアジアのクリエイティブなスター選手の一人が、ナショナルチームの中心に戻ることができるかもしれないことも意味している。ナショナルチームはFIFAワールドカップ・アジア最終予選を控えている」と、今回の移籍がもたらす影響を好意的に分析した

 さらに「エンペラーと呼ばれている男はメキシコの最も強いチームのひとつであるパチューカに加わることになった。ミランとの契約がこの夏で終わり、MLS、中国、イングランド、Jリーグ復帰と様々な話が出てきていた」と、これまでの移籍情報を伝えた上で、「本田は2014年に夢を持ってサン・シーロに行ったが、その計画はうまく行かなかった。出場時間が限られていた。今シーズンは、本田は2試合しか先発出場しておらず、特にフラストレーションのたまる状態でシーズンが終わった」と、今シーズンほとんどACミランで出場機会がなかった現状を説明。

 そのことにより本田が、試合勘が鈍るなどしていたことを、日本代表のハリルホジッチ監督が問題視していたことについても 「ACミランで十分に試合出場できなかったことがナショナルチームでの彼のパフォーマンスによくない影響を与えた」と伝えた。

 同記事には、ハリルホジッチ監督の本田へ向けたコメントも掲載されていた。
「彼は我々のベストの選手で、ベストのパサーである。けれども、彼は十分にプレーしていない。私は本田にはっきりとメッセージを送り、説明した。『ナショナルチームでプレーし続けたいのなら、もっとプレーする必要がある』と」。

 そして 「もし、ミランとの契約が終了していなくても、本田の国際舞台での選手生命を考えれば、ミランに残留するという選択肢はなかったはずだ。本田のメキシコへの移籍について、ハリルホジッチは喜んでいるだろう。最終予選を控えて本田には出場時間が与えられるのだから」と、パチューカ移籍が、日本代表における本田を再び輝かせるきっかけになるだろうと分析。

 「この移籍は、フラストレーションのたまった(ミランでの)状況とは同じようには終わらないはずだ。本田は、プレーがしたくてメキシコにやってきた。彼にはそれができるようにチャンスが与えられるだろう。日本がロシア行きのチャンスをつかむためにもよいニュースだろう」と、好意的に締めくくっている。