8月26日にラスベガスのTモバイルアリーナで行われるボクシングの元5階級制覇のフロイド・メイウェザーと、米総合格闘技団体UFCの2冠王者、コナー・マクレガーが対決する“世紀の一戦”のチケットが売れ残っていることを複数の米国メディアが指摘した。。

  チケットは、7月24日にチケットマスターから販売が開始された。チケットの売り出し価格は、500ドル(約5万4000円)、1500ドル(約16万4000円)、2500ドル(約27万円)、3500ドル(約38万円)、5000ドル(約54万5000円)、7500ドル(約82万円)、1万ドル(約109万円)だった。ロサンゼルスタイムズ紙によると、500ドルのチケットは売り切れたが、チケット代理店などに約4000枚のチケットが残っているという。

 また、米スポーツ専門局ESPNのダレン・ロベル記者が、チケットIQという売買サイトで扱われているチケットの数が8月4日以降に急激に増加しているとツイートした。これは売り切れないチケットが売買サイトに出てきたことをを示している。

 ESPN電子版は、「8月10日時点(米国時間)で、チケット売買サイトのスタブハブでは、まだ2000席以上が残っており、チケットマスターでは2797席が残っている」と報道した。

 チケットの売れ行きが今ひとつという米メディアの報道に、メイウェザー・プロモーションズCEOのレオナルド・エラーブは反論している。

 ESPNによると、エラーブ氏は、メイウェザーの記者会見で、「現時点でチケットの売り上げは、6000万ドル(約65億4000万円)だ。これでチケットの売り上げがゆっくりだと言うのか? これはローリング・ストーンズのコンサートではない。あれは、数秒で売り切れる例外なのだ。値段が500ドル(約5万4000円)から1万ドル(約109万円)というチケットについての話をしている。高額なチケットだ。計画を立てるのに時間がかかるものなんだ」と反論した。

 さらにエラーブ氏は「6000万ドル(約65億4000万円)の売り上げは、9月16日に同じアリーナで予定されている、アルバレスーゴロフキンのマッチの2倍だ」と語っている。
 また メイウェザー自身もエラーブの主張を繰り返し、「8月26日までに売り切れると信じている」と話したという。

 ESPNによると、過去の入場券の売れ行き最高額は2015年のメイウェザーーパッキャオ戦での7220万ドル(当時のレートで約87億円)だったらしいが、今回は、メイウェザー側の主張するような明るい材料は、チケット売買サイトからは読み取ることができない。

 同記事は、「チケット売買サイトのビビッドシートで売買されている平均額は3684ドル(約40万1000円)で、これは2015年のメイウェザーーパッキャオ対戦時のチケット平均価格を5%下回っている」と、過去最高額のビッグファイトを比較した。