6人組ガールズグループ・東京パフォーマンスドール(通称:TPD)が、グループ誕生30周年記念アルバム『20 BEATS 20 TALES』を11月18日(水)にリリース。同アルバムは、TPD30周年特設サイトで募集したファンによるリクエスト投票の中から厳選された20曲を収録。篠原涼子らが在籍していた先代TPDと、2013年から活動中の新生TPDの楽曲を織り交ぜ、TPDの鉄板ライブスタイルである“ダンスサミット”さながらのノンストップミックスで30年の歴史を振り返ることができる。

また、時間を超えて、先代リーダー・木原さとみを中心とした先代TPDメンバーと新生TPDのコラボレーションが実現した「放課後はいつもパーティー」のリアレンジバージョンも収録。11月4日に先行配信がスタートした新生TPDの新曲「TALES」も楽しめるファンにはたまらない1枚だ。

今回はアルバムの発売を記念して「アルバム試聴会」を開催。これ以上ないという音響設備が整ったスタジオに新生TPDの6人(高嶋菜七、上西星来、櫻井紗季、浜崎香帆、脇あかり、橘二葉)と、今回のレコーディングに参加した先代TPD4人(木原さとみ、八木田麻衣、木伏夏子、櫃割香奈子)の計10人が集結した。

1曲目からノンストップで懐かしい曲や新しい曲が流れる中、先代メンバーは「これ、誰の声?」「あ、このパートは私か」などと、昔話で盛り上がるひとコマも。

一方、新生メンバーも曲に合わせて口ずさむ人、リズムを刻む人、踊る人、寝ている人…はさすがにいなかったか。(すみません!) それぞれ楽しそうに聴いている姿が印象的だった。

途中、先代のリーダー・木原からの差し入れであるみかんを食べたり、お茶を飲んだりとティーブレイクを挟みながらの「試聴会」は大盛り上がり。

WEBザテレビジョンでは、この機会を逃してたまるものかと先代&新生10人による「スペシャル座談会」を2回に分けてお届け。
“前編”では、試聴会の感想やレコーディング秘話などを語ってもらった。あるメンバーの意外なテンションの上げ方が明らかに。

■先代TPD×新生TPD…SP座談会インタビュー

――とても貴重な「試聴会」でしたが率直な感想をお聞かせください。まずは、先代の皆さんからお願いいたします。

木原さとみ:新生の皆さんの曲と一緒になっていると、私たちの曲も古臭い感じがしないなと思いました。

高嶋菜七:全然古くなんてないですよ。

木原:「今」っていう感じによみがえっていて、とてもかっこよかったです。

――曲を聴いている時に何かお話されていましたよね?

木原:ここ誰のパートだったかなって。もう忘れていたりするんです(笑)。

八木田麻衣:「この声は誰かな?」とかね(笑)。振りも覚えている曲があったり、完全に忘れているものがあったりしました。

木原:音響設備が良いところでの試聴会はすごく贅沢(ぜいたく)な気持ちになりました。自分の声しか耳に入って来なかったですけど(笑)。

八木田:もともと自分のパートしか聴かないもんね(笑)。私は「TRICK U」が大好きなんです。

新生TPD全員:ありがとうございます!

八木田:歌うのは難しいけど(笑)、すごくかっこいいです。昔の曲と今の曲がノンストップで聴けるからいいアルバムだなと思いました。

木伏夏子:すごく勢いがあるなと思いました。昔も今も変わらない感じがあって、私も新生に入れるんじゃないかなって(笑)。

脇あかり:センターがいないので、ぜひ!

木伏:じゃあ、センターで(笑)。

八木田:やめときなさいよ!

木原:お笑い担当ならいけるかもね(笑)。

櫃割香奈子:新生の皆さんの声がかわいらしいなと思いました。もう1回最初から聴きたいぐらい。とても良かったです。


――続いては新生の皆さん!

高嶋:先代の皆さんの曲と私たちの曲が交互に入っているんですけど、世代を超えて楽しめる感じがいいなと思いました。先代の皆さんの声が透き通っていてすてきだなと。自分たちの曲もあらためて聴いてみて、こういうところがかっこいいなって新たな発見があったりして楽しかったです。

浜崎香帆:先代の方たちの曲の中には、私たちがリアレンジバージョンで披露しているものがあってどれもキャッチーなんです。ずっと歌ってきている曲ばかりなので東京パフォーマンスドールの歴史が感じられるアルバムだなと思いました。

櫻井紗季:先代の皆さんと一緒に聴いている時に、デビュー前のレッスン場で木原さんたちとお会いしていろいろお話させていただいたことを思い出しました。
あれから7年たって、先代の皆さんと私たちで1枚のアルバムを出せるという喜びをあらためてかみ締めながら聴いていました。

橘二葉:今回のアルバムは内容が盛りだくさん! すごく豪華なアルバムだなと思います。個人的には「FAME」がかっこよくて好きです。

脇:私たちの曲はテンポが速い曲が多いので聴いていて楽しかったです。あとは、やっぱり…。武道館のステージに立ってライブをしたいなってあらためて思いました。

上西星来:先代の皆さんと1つの作品を作るってすごく贅沢なことなんだなと思いました。ご参加いただきありがとうございます。

八木田:こちらこそ、お邪魔してすみません(笑)。

上西:30周年という東京パフォーマンスドールの歴史の中に“上西星来”がいるっていうことは本当にありがたいことだなって感じました。

――今回のアルバムに収録されている「放課後はいつもパーティー-Rearranged ver.-」は先代と新生のスペシャルコラボによる新録音! レコーディングはいかがでしたか?

木原:楽しかったですし、懐かしさもありました。昔は朝方までレコーディングをしているなんてことは当たり前でしたけど、今回は小一時間ぐらい? ディレクターさんから「もう終わりです」って言われたんですけど、正直ずっと歌っていたかったです(笑)。

――昔は何テイクも録っていたんですね?

八木田:できるまでやらないとダメでした。

木原:音がちょっとでもズレたらもう1回っていう感じ。

八木田:録れるチャンネル数も少なかったしね。

木原:ずっと歌っているから声質が変わってきちゃって。結局、また録り直しの繰り返しでした。

八木田:今回のレコーディングはものすごく緊張しました。昔みたいに何度も録り直していたら大変なことになっていたかも。早く終わってホッとしました(笑)。

木伏:久しぶりだったからすごく楽しかったですね。私も昔のイメージが残っていたからまた何テイクも録るのかもしれないって覚悟をしていたんですけど、スケジュールを聞いた時に「あれ、短いな」って思って。時代は進化しているんですね(笑)。あっという間に終わったという感じでした。

櫃割:たぶん、私が一番緊張していたと思います。昔からレコーディングは苦手でした(笑)。

――時間がたっても、その気持ちは…?

櫃割:全然変わっていなかったです。ヘッドホンを着けた瞬間にいろんなことを思い出しました(笑)。

高嶋:以前から次はどの曲をリアレンジバージョンで歌おうかっていう話をみんなとしていて、ずっと「放課後はいつもパーティー」っていいよねって言っていたんです。

木原:えっ、そうなの?

高嶋:まさか、先代の皆さんと一緒にできるとは思っていなかったのでびっくりしました。でも、すごくうれしかったです。

木原:私たちは、何でこの曲なんだろうって思っていたんです。どういう顔をして歌おうかなって(笑)。

高嶋:この曲って結構元気な曲じゃないですか?

木原:そうね。

高嶋:レコーディングの時にテンションが追いつかなくて、ディレクターさんから「もうちょっとだけ元気をもらっていいかな?」って言われました(笑)。

橘:レコーディングはいつも1人だから、どうやってテンションを上げたらいいのかいつも迷っています。この曲はすごくかわいいので、一生懸命テンションを上げながら頑張って歌いました。

――テンションを上げるコツのようなものはあるんですか?

上西:笑顔で歌うとテンションが上がります。

高嶋:口角を上げてね。

脇:私は明るめの服を着たりして、ファッションでテンションを上げています。

櫻井:レコーディングで?(笑)

橘:ファッションから入るの?(笑)

浜崎:これから楽しみやね。

脇:いつも気持ちが上がる服を着てレコーディングに臨んでいます!


◆取材・文=月山武桜