北村匠海、小松菜奈、吉沢亮が3きょうだい役で共演し、劇場公開中の映画「さくら」より、新たな場面カットが解禁に。また、3人の“キャスティングの決め手”をプロデューサーが明かした。

同作は、「サラバ!」で第152回直木賞を受賞した西加奈子の同名小説を原作とした家族の物語。

ごく普通の家族・長谷川家と、いつも家族に寄り添う愛犬のさくらが、残酷な運命に翻弄(ほんろう)されながらも強く生きていく姿を、優しいユーモアを交えて描いていく。

このたび解禁された写真は、成長し多感な時期を迎えた3きょうだいのさまざまな表情が切り取られたもので、物語の中でさまざまな壁にぶつかりながらも成長していく3人の姿を想像することができるカットだ。


また、3きょうだい役を北村、小松、吉沢が務める今作。キャスティングに当たり、プロデューサーは「美男美女であり、演技力、そして全体像として、父母候補含め家族に見えるか」という部分に重きをおいたことを明かした。

物語の中で主人公である次男・薫のモノローグが多いことから、 「優しい声が魅力的」な北村が薫役に決定。

物語の縦軸にもなる末っ子・美貴を、ある種の中性感があり、自分の感性に忠実に生きるさまがリンクする小松に、そしてヒーローであるハジメのような存在感を持ち、北村・小松の兄を演じられる説得力のある俳優として吉沢が、長男・ハジメ役にキャスティングされたということも明らかになった。

■「さくら」あらすじ

音信不通だった父が2年ぶりに家に帰ってくる。

長谷川家の次男・薫(北村)は、その年の暮れに実家へと向かった。だが、兄の一(吉沢)の姿はない…。薫にとって幼い頃からヒーローのような憧れの存在だった一は、2年前に亡くなった。

そして一の死をきっかけに家族はバラバラになり、その灯火はいまにも消えそうだ。そのつながりをつなぎ止めるかのように、薫は幼い頃の記憶を回想する。

それは、妹・美貴(小松)の誕生、サクラとの出会い、引っ越し、初めての恋と失恋…長谷川家の5人とサクラが過ごした掛け替えのない日々。

やがて、壊れかけた家族をもう一度つなぐ奇跡のような出来事が、大みそかに訪れようとしていた。