戸田恵梨香、長瀬智也×宮藤官九郎の新ドラマに出演決定!「宮藤さんと長瀬さんの織りなす世界観に参加させていただけるなんて本当に嬉しい」
長瀬扮(ふん)する主人公・観山寿一を取り巻く個性的なキャラクターとして、桐谷健太、永山絢斗、江口のりこ、井之脇海、平岩紙、西田敏行の出演も決定している。
同作は、少し変わった設定の家族が、生きていたら誰もが経験する「人生の関門=介護と相続」など、どの家族にもあるような「悩み」を抱え、どの家族にもあるような「喜び」を感じて生きていく姿を描く新しい形のホームドラマ。
長瀬と宮藤はこれまで、TBSドラマでは「池袋ウエストゲートパーク」(2000年)、「タイガー&ドラゴン」(2005年)、「うぬぼれ刑事」(2010年)でタッグを組んでおり、TBSドラマでは「うぬぼれ刑事」以来のタッグ結成となる。
今回出演が決まった戸田のドラマ出演は、NHK連続テレビ小説「スカーレット」(2019年度後期)以降初。TBSの連続ドラマでは、2018年放送の金曜ドラマ「大恋愛〜僕を忘れる君と」以来となり、また、宮藤脚本のドラマで長瀬と共演するのは、2010年放送の「うぬぼれ刑事」第4話にゲスト出演して以来11年ぶりだ。
今作で戸田が演じるのは、謎の介護ヘルパー・志田さくら。訳あって20年以上も家族と音信不通だった寿一は、父・寿三郎(西田)の危篤の報せを受けて病院に駆け付ける。奇跡的に一命を取り留めた寿三郎が婚約者として紹介したのが、介護ヘルパーのさくらだった。
さらに、寿三郎が遺産をすべて彼女に譲ると宣言したため家族は仰天。さくらは献身的に寿三郎を介護するものの、遺産目当てではないかと寿三郎の子供たちからいぶかしく思われるという役どころだ。
さくらの狙い、 寿一をはじめとした寿三郎の子供たち、周りの人々とどのような関わりを見せていくのか、観山家を舞台に壮絶なバトルが勃発する。
■戸田恵梨香コメント
――11年ぶりに宮藤さん脚本、長瀬さん主演作に出演されますが、出演が決まった際の感想は? また、謎の介護ヘルパー・志田さくらのイメージや、演じる上での意気込みを聞かせてください。
宮藤さんと長瀬さんの織りなす世界観に参加させていただけるなんて本当に嬉しいです。「流星の絆」(2008年)では桐谷健太さんに「地味」と書かれたポストイットを貼られましたが、今回は脚本のト書きに「地味な女」と、宮藤さんの私のイメージなのか願望なのか分かりませんが書かれておりましたので、このホームコメディーを真面目に、そして地味に頑張りたいと思います。
――来年1月放送「俺の家の話」の放送を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。
なーんにも考えず、ただ見ていてくすっと笑えてホッとしてもらえるような、家族っていいなと思ってもらえるような作品になったらいいなと思います。楽しみに待っていてくださいね。
■磯山晶チーフプロデューサーコメント
12年前に「流星の絆」で静奈を変幻自在に演じていただいたときから、戸田さんに魅了され続けています。2年前の「大恋愛」でさらに表現力がパワーアップしているのを体感し、今回「どうしても!」とずいぶん前からオファーしてやっと叶うことになりました。
西田敏行さんとデイケア施設で出会って、財産の全てを譲ると言われる介護ヘルパー役です。果てしなく怪しく、尋常じゃなく魅力的な女性を演じていただきます。また新しい戸田恵梨香さんの一面をみなさんにお見せできたらと思います。