12月18日(金)夜7時から、実際の出来事を元にした昭和の名曲を紹介する「武田鉄矢の昭和は輝いていた2時間スペシャル」(BSテレ東)が放送される。

作曲家・古関裕而が戦争犠牲者への鎮魂歌として作曲し、藤山一郎が歌いヒットした「長崎の鐘」を取り上げる。同曲は、長崎で自らも被爆しながら、被爆者への診療を続けた医学博士・永井隆の著書がモデルに。藤山が永井博士から贈られた一編の詩に曲をつけ、「長崎の鐘」の最後に加えて歌ったという貴重な映像を公開する。

また、戦後にフィリピン・モンテンルパの刑務所に戦犯として収監されていた元日本兵が、望郷の思いを込めた「あゝモンテンルパの夜は更けて」では、歌に隠された壮絶な物語に迫る。そして、歌手・渡辺はま子が刑務所を訪れ、受刑者らと涙ながらに歌う音源も。

さらに、ゲストの加藤登紀子と小林幸子がそれぞれの代表曲「百万本のバラ」、「雪椿」のエピソードを語る他、美輪明宏が「ヨイトマケの唄」を熱唱する映像をフルコーラスで紹介。

■加藤登紀子コメント
「事実は小説より奇なり」とは言いますが、今回歌に秘められた実話のすごさに本当に驚き感動しました。昭和という時代の厳しさ、歌を作り、送り出した人たちの思いの深さにも脱帽です。

私自身も、歌手として歌の背景にある歴史を踏まえて歌うことにこだわってきましたし、本当に起こったことへの真摯な思いこそが、歌の力だと思います。どうぞじっくり歌と向き合って、番組をお楽しみください。

■小林幸子コメント
歌手としてこのお話を聞いて、次この歌たちを歌う時の糧になり、自分が歌うこともさらに楽しみになりました。歌の奥深さを再認識した番組でした。加藤さんや、刑部芳則先生(昭和歌謡史に詳しい日本大学准教授)からもっとお話聞きたかった!