戦力外通告を言い渡されたプロ野球選手とその家族が、”明日”を掴み取る闘いに密着するドキュメンタリー「プロ野球戦力外通告」(12月29日[火]夜11:10-0:40、TBS系)が放送。17回目の放送となる今回は、田原誠次投手(元読売ジャイアンツ)、濱矢廣大投手(元横浜DeNAベイスターズ)、田城飛翔選手(元福岡ソフトバンクホークス)の3人に密着する。

同番組は、野球を諦めるか? 新たな道に進むのか? 「アナタの決めた道を全力で応援する」と、支えてくれる家族の思いを背負う男たちが、人生の岐路に立たされながらも現役続行を懸けて、12球団合同トライアウトに挑む姿に密着。夢を諦めず、支え合う家族の絆を描く。

■田原誠次投手(31)元読売ジャイアンツ

巨人から戦力外となった田原投手。プロ9年目の今季は、開幕2軍スタート。プロ入り後初めて1軍登板がないままシーズン終了を迎え、悔しさを隠し切れない。

「全然まだ投げられるし、できないからクビになったという感じは僕の中でない。現実を受け止められない」と、現役続行を目指しトライアウト受験を決断する。

田原投手は、2歳年上の妻と二人の子どもと共に4人で暮らしている。長女はまだ1歳。最近、パパが野球選手だと分かるようになってきた。

そして長男は、「ピンチの時にいつも救ってくれる。サイドスローの投げ方が格好良い」と幼いころから田原投手を応援し、プロ野球選手の父が自慢だった。だが、戦力外となった事実を両親から伝え聞くと、「うそだとずっと思っていて、信じたくなかった」と悲しみにくれたという。

そんな家族の思いを目の当たりにした田原投手は、「家族のためにお金を稼ぐのもそうだし、応援してくれるから頑張る姿を見せたい」と12球団合同トライアウトの受験を決意。運命の大一番の前日には長男とある約束を交わし、家族が見守る中トライアウトのマウンドに上がった。

■濱矢廣大投手(27)元横浜DeNAベイスターズ

二人目はDeNAベイスターズから戦力外となった濱矢投手。働き盛りの27歳には、まだ幼い二人の息子がいる。常にポジティブな4歳年上の妻は、「終わりは始まりじゃないけど、27のこの戦力外を転機として、前向きにとらえていかないと」と、現役続行への思いを後押し。常に支えてくれている妻と共に戦いに挑む。

■田城飛翔選手(21)元福岡ソフトバンクホークス

3人目は、ソフトバンクホークスから戦力外通告を受けた田城選手。今年、日本シリーズ4連覇を飾ったソフトバンクホークスから来季契約の打診があったにもかかわらず、自らの意思で退団を申し入れた。育成契約という現状を打破して1軍でプレーするチャンスを得るためだ。

トライアウトを受けてもオファーがなければプロ野球を辞めなければならないリスクに、両親も不安をぬぐえない。自身の可能性に懸ける異例の挑戦に密着する。

■番組の舞台裏を動画配信

さらに今回、初めての試みとなる番組の舞台裏を動画配信。現在、TBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」で「放送直前特別企画・プロ野球戦力外通告の舞台裏」を配信中。これまでの放送の中から、ファンの間で特に印象深かったという2014年に出演した、元ドラフト1位で入団し新人王にも輝いた八木智哉さん(元日本ハム・オリックス・中日/現・中日ドラゴンズ スカウト)をゲストに招き、番組の大ファンという上田まりえと当時の担当ディレクターと共に取材のウラ話を明かす。動画は番組公式ホームページからも視聴可能。