1月13日(水)にスタートする北川悦吏子の書き下ろしラブコメディー「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)で、菅野美穂と浜辺美波が母娘に。シングルマザーの小説家・水無瀬碧を演じる菅野と、大学生で漫画オタクの空を演じる浜辺にインタビューを実施。菅野と浜辺は初共演の上に、北川作品に出演するのは今回が初となる。

菅野:北川さんがお書きになるセリフは音符をまとっているのではないかと思うほど、生き生きしていて、軽やかさがあるので、脚本の雰囲気を大切にしながら演じています

浜辺:クスリと笑えちゃうようなセリフやシーンがすごく多いんです。普段口には出さないけど思っていることが書かれているので、共感していただける気がします

菅野:碧さんのセリフには40代だからこそ言えることが詰まっていて、それは20代の空ちゃんたちではまだ言いにくいこと。でも、われわれの年代がちょっと毒のあることを言うと冗談に聞こえたり、ツッコミとして成立したりすると思うんです。昔、木梨憲武さんが「ツッコミは愛情だよ」とテレビで話していらして、この親子も互いに相方としてツッコみ合っているんだと思います

浜辺:碧さんが第1話で言う「目に髪の毛刺さってる」は大好きです。あと、ゴンちゃん(沢村一樹)の作るたい焼きのあんこについて語るシーンも。あんこだけであれだけ語れるんだ!?と思いました(笑)

■パワフルな母と冷静な娘
空は冷静で母親思い。一方、碧はパワフルな女性で、恋愛小説の女王と呼ばれた自分の娘に、彼氏ができる気配がないことを気にしている。

菅野:浜辺さんはこれまで見たことのない役になるのではないかな?と感じています。碧さんはマイペースでパワフルなので、バブルっぽさがあるなと感じています(笑)

浜辺:菅野さんがおっしゃる通り、碧さんはすごいパワーがあって、本音で話しているからこそ、見ていてスッキリすると思います。親子で言いたいことを言い合って進んでいくので、一緒に恋を始めようとする姿も見ていて元気をもらえるのではないかと思います

碧の彼氏候補として登場するのは、沢村一樹、ドラマ初出演のAlexandros・川上洋平、有田哲平。そして、空の恋人候補として岡田健史が出演する。

菅野:沢村さんはさすがの安心感で、岡田さんは二面性のある役をどう演じるのか、楽しみ。川上さんはお芝居をするのはほぼ初めてということですが、とても自然で、歌っているときとは違う表情を見ることができるのではないかと思っています。有田さんは…秘密です(笑)

浜辺:気になったのは、男性陣の背の高さ。平均的に異常に高くて、スタイルも良くて、すごいな…と思いました(笑)

菅野:ラブコメディーですが、思った以上にホームドラマ感があるんです。北川さんの紡ぐ会話によって、軽やかで楽しいドラマになり、ほっこりしていただけると思います

取材・文=及川静

■第1話あらすじ
下町情緒漂う都会の一角、すずらん町。碧(菅野美穂)は、シングルマザーとして娘を育てつつ連載を抱える小説家。

“恋愛小説の女王”としてかつて一世を風靡した碧だが、目下の心配事は大学生の娘・空(浜辺美波)に浮いた話がまるでないこと。空は、筋金入りの二次元オタクとして三次元の恋とは無縁の生活を送っている。

そんなある日、続編を見込んだ碧の渾身の初ミステリー「アンビリカルコード」が大コケしたことで、碧は編集長・小西(有田哲平)から連載の打ち切りを告げられる。

沈む中、新しく担当についた雰囲気イケメンの編集者・漱石(川上洋平)から次回作にと久々の恋愛小説を発注される碧。しかし、華やかな表の顔とは裏腹に、恋愛から遠ざかっている自分に自信をなくしていた。

その頃、地元商店街の老舗鯛焼き店・おだやでアルバイトをする空の方は、4代目店主で碧の幼なじみ・ゴンちゃん(沢村一樹)に、いくつになっても危なっかしい母の心配を漏らしていた。訳あって碧と同じ独身、幼い時からの腐れ縁のゴンちゃんは先代の俊一郎(中村雅俊)と共に頼れるご近所さん。友達のような相棒のような、仲良し母娘の碧と空を温かく見守ってきた。

そんな中、水無瀬家を揺るがす心ときめく“運命的出会い”が碧と空に訪れようとしていた。さらに空は、大学きっての“陽キャ”モテ男で、同じゼミの光(岡田健史)の一言についカッとなり、ある事件を起こしてしまう。