杉野遥亮、渡邊圭祐、前原滉、竹原ピストルが小学生の日常をコミカルに演じるドラマ「直ちゃんは小学三年生」(毎週金曜夜0:52-1:23、テレビ東京ほか)の第3話が1月22日(金)に放送される。純粋で真っ直ぐな少年・直ちゃんを演じる杉野と、お金持ちで頭のいい少年・きんべを演じる渡邊に対談取材を実施。役作りをはじめ、小学生時代の二人について語ってもらった。

■渡邊圭祐「ある意味チャンスだと思いました」

――オファーを受けたときのお話をお聞かせください。

杉野:僕はちょうど、幼い頃に考えていた大人になれているのか、僕が求めていた自由はこれだったかな、と考えていたタイミングだったので、オファーが来た時はうれしかったです。

渡邊:大人が小学生の役をやるというぶっ飛んだ設定が面白いなと思って、なかなかこういう機会をいただくことはないのである意味チャンスだと思いました。ウキウキで現場に臨みました。

■杉野遥亮「僕自身も直ちゃんに近い気がする」

――役作りはどのように行いましたか?

杉野:衣装の半ズボンを履いて、長い靴下、キャップをかぶった姿を鏡の前で見ると自然とスイッチが入りました。

渡邊:あと、ランドセルもね。

杉野:そうそう。アイテムがいい意味で分かりやすいから、スイッチの切り替えがやりやすかったです。

渡邊:自分で何か役作りをするというより、アイテムや場の空気感だったり。やっていることが小学生だったので、そこは特に気にせず、楽しく演じることを心掛けましたね。

――ランドセルや半ズボンなど衣装はいかがでしたか?

杉野:僕の場合は衣装合わせで最初に着たのが半ズボンの姿で、その瞬間に“これだ!”と思いましたね。ランドセルも初めて聞いた段階では“ランドセルかー!”っていう気持ちだったんです。

でも、衣装合わせの時にランドセルを背負うとしっくりきたというか。いつの間にか当たり前になっていました。ランドセルってこんなに小さかったっけと思わなかった?

渡邊:小学生の時はめちゃくちゃ大きかったもんね。でも、抵抗とかは一切なかったです。

――演じた役の魅力についてお聞かせください。

渡邊:小学生って僕たちが思っている以上に大人だと思うんですが、感情の流れなど読めない部分があるんですよね。整合性が付かないみたいな。

そういったところで、きんべはバランスが取れる人間だと思います。でも、その中でも子どもな部分があって、我慢できないことに逆上してしまう。そういうこともあって、子どもなんだけど、一番大人に近い真面目な感覚を持った小学三年生だなと思います。

杉野:直ちゃんは普通です。きんべのようにお金持ちでも、てつちんのように貧乏でもないし、山ちょほど「優しさの塊」という感じもなく、その分物事をストレートに自分の目線で受け止めて、自分の言葉で発しているところが魅力ですね。直ちゃんの目線を通して、大人でも"確かにね!"と思うことが出てくるんですよ。それがおもしろいなと。たぶん僕自身も直ちゃんに近い気がします。

■渡邊圭祐「魅力だらけでした」

――ご自身とキャラクターを比べると似ていますか?

杉野:この4人の中だと誰になりたい? 俺は直ちゃんなんだよね。結構、そのまんまかもしれない。

渡邊:ぴったりですよ。

杉野:ありがとう(笑)。

渡邊:めちゃめちゃぴったりだと思います。僕は、見た目で言うとてつちんに近かったかもしれない。生意気だし、いろんなことに興味はあるけどだるい感じが似ているかも…。

杉野:今からは想像つかないね。今はすごくセクシーだから。

渡邊:本当ですか? ありがとうございます(笑)。

――お二人は初共演とのことですが、お互いの印象をお聞かせください。

杉野:最初は髪が長いなと思いました。作品も見たことあるし、SNSでも見ていたので髪が長いことは知っていたんですけど、やっぱり髪が長いなと思いました(笑)。印象としては、クールそうだなと感じました。

渡邊:生きづらそうだなと思った?(笑)

杉野:そこまでは思わなかったけど、話さないタイプなのかなと思った。いろんな感情を内に秘めているタイプかなって。実際に話してみると熱い部分があって、そのギャップが魅力的に感じました。

渡邊:結構当たってるかも。あまり感情が表に出ないタイプだから。遥ちゃんはさっきも少し言ったけど、直ちゃんそのものだよね。すごく無邪気で、ありのまま飾らない人なんですよ。現場でも自分らしさをしっかり持っていて、そこが魅力的だなと感じました。ちょっと抜けているところもかわいいけど、クランクアップの時の挨拶を聞いたら、作品のことをしっかり考えつつ周りのこともちゃんと見ている人なんだなと思った。"もう1回一緒に仕事をしたい人だな"と思うような人です。

杉野:それを言葉にしてくれてうれしい。

渡邊:魅力だらけでした。

■杉野遥亮「外で遊ぶのが好きな子でした」

――役柄を演じるうえで難しかったことはなんですか?

渡邊:小学生の気持ちを理解しがたいことがあって、小学生の温度感をつかむのが難しかったですね。でも、一番は笑いをこらえるのが難しかったです。

杉野:そうだね(笑)。言われてみれば、遊んでいるときのテンションは想像できるんだけど、子どもが落ち着いている時の空気感が難しかったですね。落ち着きすぎて、大人になっちゃうところも多かったので…。

――ちなみに、お二人はどんな小学生でしたか?

杉野:俺は外で遊ぶのが好きな子でした。ゲームとかは今でもあまりしないんですよ。

渡邊:僕も。ゲームは全然しない(笑)。

杉野:鬼ごっことか、かくれんぼとかは小学校高学年くらいまでやってたよ。

渡邊:僕もだよ。ドッチボールとかやってたよね。朝一に他の学年に取られないようにボール持って、線書いてた(笑)。活発な子どもでした。

杉野:俺も活発な方だった。学級委員長とかなんでも経験したいっていうタイプだった。

――授業は真面目に受けるタイプでしたか?

杉野:授業中もしっかり聞くタイプだったかな。先生に褒められたいっていう気持ちが強くあったのかも。“みんなに教えたい!”って感じだった。

渡邊:直ちゃんじゃん(笑)。僕は、小学校1年生から6年生まで通信表に、落ち着きがないって書かれる生徒でした。好きな子に嫌がらせしちゃうタイプ。悪ガキタイプだったね。でも、勉強はそれなりにできたかな。

――最後に2021年はどんな年にしたいですか?

杉野:正直に生きている直ちゃんがいいなと思っていて、僕も正直に生きていくことを継続していきたいですね。それに、自分がいいと思うものは自信を持って発信していけるようになりたいので、少しでも理想に近付ける年にできればと思っています。

渡邊:2020年はいろんなことがありつつ、仕事も充実していました。2020年と大きく違うのは長髪というアイデンティティーがなくなったので、自分らしさをどうやって出していくかを考えて…自分という人間がどんな人なのかを突き詰めてやっていければいいなと思います。