斉藤真木子、大場美奈、相川暖花、高畑結希が“非公式”でやりたいこととは?<「SKE48非公式ちゃんねる」初回直前インタビュー>
同チャンネルはその名前の通り“非公式”をテーマに、SKE48メンバーがさまざまなバラエティー企画に挑戦。劇場公演やテレビ出演など“公式”の場では見られないような姿を見せていく。
27日(水)の配信には、SKE48キャプテン・斉藤真木子、チームKIIリーダー・大場美奈、チームE・相川暖花、高畑結希が登場。取材時点でまだ詳細を知らされていない彼女たちにオンライン取材を敢行し、やりたい企画やチャンネルへの期待、出演してほしいメンバーなどについて話を聞いた。
■大場「バラエティーってこんな感じだよってことをやってあげたら」
――1月13日に情報解禁された際には、斉藤さんの目を線で隠した写真がキービジュアルとして公開されましたが、斉藤さんは事前にあのキービジュアルが出ることは聞いていたんですか?
斉藤:はい。聞いていました。
――ご自身であの画像を見たときの感想は?
斉藤:私の写真はもちろんなんですが、周りによこにゃん(北川愛乃)のイラストとか劇場の写真とかも載っていて、よくある“まとめサイト”みたいだなって(笑)。それがまた非公式っぽくて面白いなって思いました。
――スタッフもあえてまだ皆さんに詳しい説明はしていないと言っていたんですが、「非公式ちゃんねる」というチャンネル名を聞いて、どういう配信になりそうだと思いますか?
相川:本当にまだ何も聞かされていないので、想像がつかないですね。メンバーのプライベートとか?
高畑:裏側みたいな、メンバーの素顔が見られる番組になるんじゃないかなって気がしています。
――「SKE48非公式ちゃんねる」でやってみたい企画などはありますか?
相川:楽しいゲームができたらいいですよね。4人いるので「気配切り」をやってみたいです。
高畑:私はホームパーティーがしたいです。真木子さんのおうちに行って…。
斉藤:やだー!(笑)
相川:真木子さんの手料理とか(笑)。
斉藤:スタジオでやるって言ってるじゃん!(笑)
――大場さんと斉藤さんはいかがですか?
大場:SKE48にはバラエティーらしいバラエティーを経験したことない子がいっぱいいるので、めっちゃ初歩的な企画を体験させてあげてほしいです。罰ゲームで“からし入りシュークリーム”とか。そういうのを経験できる場がないから、バラエティーってこんな感じだよってことをやってあげたら、シンプルに若い子たちのリアクションを楽しめるんじゃないかなって思います。私とかまきちゃん(斉藤)は散々やってるので、面白いリアクションはできないんですけど。
斉藤:できるよ!(笑) 私は、非公式ということで、いつものSKE48ならやっちゃダメなこととか、アイドルっぽくないこととか、そういうことを「非公式だもん」って言いながらやってみたいですね。“暗黙の了解”じゃなくて、何だっけ…。
相川:近い言葉ください(笑)。
斉藤:“○○を開く”みたいな…。
高畑:“殻を破る”?
斉藤:違う違う…あ、“禁断の扉を開く”!!
大場・相川・高畑:(笑)。
斉藤:そういう感じで、美奈ちゃんが言っていたみたいに、罰ゲームでパイ投げするとか。そういう一人じゃできないことをやりたいですね。あと、料理企画は結構好評だし、面白くなると思います。
■高畑が太田彩夏にドッキリを仕掛ける?
――今、先輩2人から初級編のバラエティー企画という案が出ましたが、相川さんと高畑さんはそういう系統で何かトライしたいことはありますか?
高畑:物ボケは楽しそう。
相川:罰ゲームだったら、虫を食べたりとか。
高畑:ドッキリは?
相川:確かに。ドッキリに掛けられたことないし、掛けたこともないので。
高畑:“先輩に○○やってみた”とか。
斉藤:普段先輩にできないことを、チャンネルの力を借りてやるってことね。
――ドッキリは、掛けるとしたら誰がいいですかね?
相川:真木子さんはドッキリに掛けられたことありますか?
斉藤:ないね。
相川:じゃあ真木子さん。
斉藤:ここで言われたら気付いちゃうから(笑)。
相川:純粋な感じのメンバーの方がいいんですかね?
斉藤:そうすると、先輩じゃないんじゃない?
高畑:後輩?
斉藤:はたごん(高畑)はへたそう(笑)。それをモニタリングしたい。
相川:でも、まだあんまり話したことない子に「ちょっと来て」っていうのも。
高畑:なら、太田彩夏とか。
斉藤:何でボケとボケでドッキリすんのよ(笑)。でも、怒らない人がいいね。
――逆に、怒らなさそうなメンバーを怒らせてみるドッキリもいいんじゃないですか?
相川:確かに。私は上村亜柚香ちゃんには怒られたことないですね。私が3時間くらい遅刻したことがあったんだけど、「いいよいいよ」って感じでした。
斉藤:3時間遅刻されたら帰るけどね(笑)。(古畑)奈和ちゃんとかは怒らないって聞きますね。私が先輩だから見たことがないのか、後輩にも怒らないのかは分からないですけど。
――大場さんは、ドッキリを仕掛けてみたら面白いと思うメンバーはいますか?
大場:赤堀(君江)ですね。結構イケイケのギャルみたいな感じが強い子だなって思うけど、ドッキリに掛けてみたら実際どれくらいビビるのかなって。ドッキリをするならギャップが見えた方がいいと思うから、普段強い子がビビりそうなこと…シンプルに部屋にカエルを入れて閉じ込めるとか。
私がバラエティーで苦手なのが虫とかを触ることで、昔、アカマタ(ヘビの一種)の入っている箱に手を突っ込んで、中の物を取り出せって企画をやったりしたんです。かまれても安全なんだけど絶対にかまれるっていう、そういうのは本当に嫌だったけど好評ではあったから、生き物を相手にしたドッキリはいいんじゃないですかね。大体のメンバーはビビると思いますし。
■相川「うるさいくらいに元気な姿を見せたい」
――アイドルバラエティーのイメージだとMCの芸人さんもセットの印象ですけど、呼べる呼べないは別として、MCをやってもらいたい芸人さんはいますか?
大場:3時のヒロインさん。SKE48が今までMCをやってもらったのは大久保(佳代子)さんとか、お兄さんみたいな芸人さんが多かったけど、3時のヒロインさんだったら同年代みたいな感覚でできるんじゃないかなって。私がかなでちゃんと友達で、一緒に仕事したいっていうのもあるんですけど(笑)。
斉藤:私は、前に一度SKE48劇場で一緒にお仕事をさせてもらったことがあるんですけど、タレントのぺえさん。芸人さんじゃないですけど。若い人のことも知ってると思うし、結構バサバサ切ってくれると思うので。
――相川さん、高畑さんはどうでしょうか?
高畑:そうですね…アインシュタインさん。
一同:(笑)。
高畑:こっちがイジっても許してくれそうだし、こっちをイジってもくれそうなので。ブスイジりとかされても悲しい感じにならずに、面白くなりそうじゃないですか。
相川:私はみやぞんさんに会いたい。
――会いたい(笑)。あと、番組の規模の話をすると、最初は月2回から初めて徐々に回数を増やしたいと計画しているそうです。そうすると、毎回その時のメンバーがやるレギュラー企画や長期の企画もできると思うんですが、今何か思いつくアイデアはありますか?
斉藤:100マス計算とか…?
高畑:懐かしい(笑)。
斉藤:紙とペンがあればできるし、なかなか終わらないメンバーも出てきそうだし(笑)。事前に準備できないことの方がいいよね。
大場:まきちゃんが言ったみたいな学力テストは面白いと思う。マジでことわざ知らないメンバーばっかりだから、ことわざとか(笑)。決まった正解があるし、分からなくても雰囲気でそれっぽい言葉を出そうとすると思うし、勉強系は面白くなると思う。
――各回の生配信後には、連載という形で内容紹介のニュース配信も行っていくんですが、改めて世間の方々にSKE48の「こういうところを見てほしい」というのはありますか?
相川:私も含めてSKE48のメンバーは人見知りが多いんですけど、今回はメンバーだけの配信なので、うるさいくらいに元気な姿を見せて、そういうところを発信できたらいいなって思います。
斉藤:記事の中では難しいかもしれないですけど、歌やダンスのパフォーマンスは良さが一番伝わりやすいんじゃないかなって思います。だから、毎回スタジオで1曲披露して、その動画を載せたりできたらいいですね。
大場:最近、後輩に「SKE48にはかわいい子いっぱいいます」って言われるんですよ。一時期、須田亜香里ちゃんのブスキャラだったり、そういうのを言い過ぎてイメージが付いちゃったりして、後輩たちから「あんまりブスって言わないでください」って言われるので(苦笑)、かわいい子がいっぱいいることが伝わればいいなって思います。
高畑:いろんな子がいるんだなってことをまずは知ってほしいですし、ファンの方にはメンバーの新しい一面を知ってもらえればいいですよね。例えば、ドッキリをやったときに「こんな熱い一面があるんだ」とか「この子結構泣いたりするんだ」とか…。
斉藤:それはもうドキュメンタリーじゃない?(笑) でも確かに、メーキングみたいなところも見せられたら面白そうですね。
■斉藤「きっとそのタイミングで変えられると思ってます」
――では、そんないろんなメンバーがいるSKE48で、この子にはぜひ出てもらいたいというメンバーはいますか?
相川:チームKIIの水野愛理ちゃん。公式では言えないようなこととかを、非公式だから言ってもらったり。爆弾発言もありそう。
斉藤:「水野愛理の“ツイ消し集”を作ろう」企画とか(笑)。
高畑:深夜の投稿から(笑)。
斉藤:自分の戒めにもなるだろうし。
相川:面白い(笑)。
高畑:非公式っぽいですね。
斉藤:あと、惣田(紗莉渚)とか(山内)鈴蘭とか。非公式っぽいってことで名前を出すのは申し訳ないですけど(苦笑)、非公式というかディープな企画で本領を発揮できるメンバーだと思うので。
相川:あとは、平田詩奈ちゃんの裏側とか。普段からアイドル!って感じなので。
斉藤:すっぴんを見たことがない。
高畑:同じチームだけど、ないですよね。
――大場さんはどうですか?
大場:鈴木恋奈ですかね。若手だから表に出るとまだ緊張して、私たちもまだ“扱い方”が分からないんですけど、それさえ分かれば面白くハネそうだなって思うので、素はどういう感じなのかな?っていうのを知りたいです。
斉藤:非公式な場で場数を踏ませてあげたいっていうのはありますね。
――ありがとうございます。では、もう1月も終わろうとしていますが、番組に関わらずSKE48として2021年にやりたいと思っていることはありますか?
相川:私は、またオンラインコンサートができたらいいなって思います。
斉藤:去年は「現地でトーク会」もやりましたけど、「オンライントーク会」をやって、現地だけでやるイベントが100%良いって訳でもないってことに気付いたんですよね。海外の方とか、オンラインだから交流できる方もいて。次の「恋落ちフラグ」(2月3日[水]発売)では「現地でトーク会」をやることになったんですけど、それを残念に思う方もいるってことに気付けました。
もちろん生で見てもらうのが一番だとは思うんですけど、オンラインをうまく使って、たくさんの方に見てもらって「生で会いたい」って思ってもらえたらいいなって思います。
――確かに、選択の幅があるのは良いことですよね。
大場:今まきちゃんが言ってくれたように、オンラインとリアルが両立できたら強いですよね。その可能性をどんどん広げていく1年にできたらいいなって思います。まだ私たちもオンラインはそんなにたくさんやったわけじゃないし、かといって現地も以前のようにはまだできないので、今年は両方充実させて、どっちも楽しんでもらえる年にできたらいいですね。
高畑:SNSをもっと武器として使っていけるようにしたいです。例えばですけど、無観客のコンサートでも少しだけファンの方に来場してもらって、そこで撮ってもらった動画や写真をファンの皆さんにアップしてもらって。それをきっかけに、SKE48を知らなかった人にも知ってもらえたらいいなって思います。
――長期的に考えている大きな目標はありますか? そういう目標があった方が、ファンの方々は応援しやすいのかなと思ったのですが。
斉藤:いつかなうかは分からないんですけど…まずは(松井)珠理奈さんと高柳(明音)の卒業が、コロナで1年くらい先延ばしになっているので(苦笑)。それがやっぱり私たちにとっては転機になると思いますし、スタッフさんたちもいろいろ考えたり、準備はしてくれていると思うので、その決定を待って…プロフィール写真を変えたいですね(笑)。
一同:(笑)。
斉藤:もう2年以上変えてないんですけど、私はきっとそのタイミングで変えられると思ってます。
大場:変えた〜い。
斉藤:プロフィール写真を変えることが目標でいいかは分からないですけど(笑)。でも、2人が卒業したら本当に別グループになるくらいの覚悟で臨んでいかないとダメだとは思っています。さっき話したようにオンラインというやり方もあるので、だからこそあんまりライブの“箱”の大きさは意識しなくていいのかなって思います。
ファンの方はやっぱり大きな会場を望んでくれているとは思うんですけど、それは新しいことに向かっていける状況になったら、みんなで考えてまた改めて提示できたらいいのかなって思いますし、それがかなえられる私たちでいたいです。
今回の配信もそうですけど、コロナの影響もあって少人数でお仕事する機会も増えているので、まずは一人一人が戦えるように、個人の力をつけていければいいなと思います。
――ありがとうございます。では、27日(水)の「SKE48非公式ちゃんねる」初回配信、よろしくお願いします。
※高畑結希の「高」は正しくは“ハシゴダカ”