女優の高梨臨が、3月4日(木)放送の「遺留捜査 第6シリーズ」(夜8:00-8:54、テレビ朝日系)第8話にゲスト出演する。演じるのは、映画女優・大峰恵。劇中劇の中でワンカット長回しの殺陣シーンにも挑戦したという今回、高梨は「何度もリハーサルをして挑んだので、ぜひ見ていただきたいです」と自信をのぞかせる。

■人気時代劇シリーズの主演女優役

「遺留捜査」は、事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁する刑事・糸村聡(上川隆也)の活躍を描く物語。

第8話では、映画撮影中のオープンセットで女子大生の遺体が発見される事件が発生。糸村は被害者が持っていた“赤いお手玉”に興味を抱き、その遺留品に込められた思いを探っていく。

その遺体発見現場で撮影されていた時代劇「剣戟炎武(けんげきえんぶ)」の主演女優が、高梨演じる大峰恵(高梨)。恵は遺体の第一発見者となったが、周囲の反対を押し切りかたくなに撮影続行を訴える。その背景には、12年にわたって「剣戟炎武(けんげきえんぶ)」シリーズを守り続けてきた恵の“ある決意”があった――。

■「撮休の日にもお願いして稽古をしていただきました」

恵を演じるにあたり、高梨は「女優という同じ職業なので、特に違和感はありませんでした。ずっと戦うかっこいい女性の役をやりたかったので、劇中劇の中ですが、とても楽しめました」と、ひとつの作品の中で2つの役柄を生きる“二重構造体験”を楽しんだことを明かした。

高梨は「ドラマの中に出てくる劇中劇の台本は、中身が映らないのに最初から最後まで作られているんです」と、スタッフのこだわりに感激。彼らの熱量に呼応するかのように、「撮休(※撮影期間中の休日)の日にもお願いして稽古をしていただきました」と、高梨自身も真剣にアクションに取り組んだ。その姿はまさに、作品に心血を注ぐ恵そのもの。

第8話は、恵の流れるような殺陣をワンカットで追う、臨場感あふれるシーンから幕を開ける。高梨はこのシーンについて「長いワンカットで、何度もリハーサルをして挑んだので、ぜひ見ていただきたいです」と振り返った。

また、「ドラマの1話とは思えないほど内容が詰まった作品になっていると思います」とも語り、「物語自体も切ないけど、温かい想いがつまったドラマになっているので、ぜひ楽しんで見ていただきたいです」と、みどころをアピールしている。

なお、女子大生・紗香役は「仮面ライダージオウ」 (2018年〜2019年、テレビ朝日系)でヒロイン役を演じて注目を浴びた若手女優・大幡しえりが務める。

■撮影現場で遺体が…第8話あらすじ

撮影所内のオープンセットで若い女性の絞殺体が見つかった。臨場した糸村聡(上川隆也)は、被害者が所持していたお手玉を発見。シャンシャンと澄んだ音が鳴る、その赤いお手玉に興味をそそられる。

事件発生時、撮影所では人気アクション時代劇シリーズの最新作を撮影中で、主演女優・大峰恵(高梨臨)が遺体を発見したという。恵の母で事務所の社長・洋子(大家由祐子)は撮影中止を要請するが、恵は頑なに続行を主張。監督の水木俊彦(阪田マサノブ)にも直談判していた。

まもなく被害者の身元が判明。彼女は、卒業を間近に控えた大阪府在住の女子大学生・西沢紗香(大幡しえり)だった。そして捜査の過程で、紗香が通りがかりのプロデューサーに「撮影を見学したい」と頼み込み、撮影所に入れてもらったことがわかる。

その矢先、なんとシリーズ第1作でもスタッフが死亡していたという情報が浮上する。紗香が暴露本を数多く刊行している出版社に就職内定をもらっていたことや、「撮影所に“潜入取材”に行く」ことを友人にほのめかしていたことも明らかになっていく。

■高梨臨コメント全文「危うい強さを表現できたら」

――自身のお仕事でもある“女優”を演じるのは、どんなお気持ちでしたか?

女優という同じ職業なので、特に違和感はありませんでした。撮影のシーンなどで実際の撮影スタッフが劇中スタッフとして出演していたり、スタートやカットが、実際と劇中劇のどちらなのかわからず、みんなが混乱していたのが面白かったです。ひとつの作品の中で2つの役を演じることができ、とても楽しめました。

――恵はどんな女性だと思われましたか?演じる上で心がけたことなど教えてください。

「強くいないと!」と思っている女性だと感じました。「自分が頑張らないと…」と、あえて自分を孤独にして、奮い立たせているような弱さと強さを持っているなと思ったので、その危うい強さを表現できたらなと思い演じさせていただきました。

――劇中劇では、女剣士姿での殺陣シーンがありましたが、エピソードを教えてください。

久しぶりのアクションだったので、撮休の日にもお願いして稽古をしていただきました。ずっと戦うかっこいい女性の役をやりたかったので、劇中劇の中ですが、とても楽しめました。
最初のアクションシーンは長いワンカットで、何度もリハーサルをして挑んだので、ぜひ見ていただきたいです。

――上川隆也さんとは初共演ですが、共演してどんな印象を持たれましたか?

上川さんは、とても優しい空気を纏った方で、この作品のチームにすっと私を馴染ませてくれました。撮影はとにかく寒かったのですが、いつも気遣ってくださり、素敵な座長でした。

――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!

ドラマの1話とは思えないほど内容が詰まった作品になっていると思います。アクションにも挑戦させていただきましたし、ドラマの中に出てくる劇中劇の台本は、中身が映らないのに最初から最後まで作られているんです。そういうスタッフさんの想いがつまった作品に参加できてとてもうれしかったです。物語自体も、切ないけど温かい想いがつまったドラマになっているので、ぜひ楽しんで見ていただきたいです。