3月1日、映画「NO CALL NO LIFE」の完成披露上映会が東京・池袋HUMAXシネマズで行われ、W主演の優希美青と井上祐貴、共演者の山田愛奈、駒木根葵汰、監督を務めた井樫彩が登壇した。

同作は、ホリプロ60周年記念映画として制作された、壁井ユカコの同名小説が原作の切ないラブストーリー。優希が演じるのは、親からの愛情を知らずに育った女子高校生・有明で、井上は学校一の問題児・春川を演じる。

同世代のキャストが多い作品ということで、撮影現場の雰囲気を聞かれた優希は「いい意味で、変に気を使わずにいられて、とにかく楽しかったです。朝から夜まで大変だったけど、全然ツラいと思わなくて、現場に行くのが楽しみでしたし、毎日が充実していました」と答えた。

井上も「疑問に思ったことがあったら、ディスカッションしやすい環境でもありました」とキャスト同士でコミュニケーションを取りながら作品を作り上げていったという。

お互いの印象については、優希が「同じ事務所で、少しだけお会いしたことがあったんですけど、その頃から礼儀正しくて真面目な好青年っていう印象でした。この現場に入ってからも、本当にいい人でした(笑)」と笑顔で答えた。

井上は「物静かな女優さんという印象だったんですけど、現場でご一緒させてもらったら、明るいムードメーカーという印象が強くて。大変な時期があったと思うんですけど、現場は明るく、その中心に優希さんがいました」と印象の変化を話した。

タイトルの「NO CALL NO LIFE」にちなんで、登壇者の「NO ○○ NO LIFE」も発表された。

優希は「NO LIP NO LIFE」と掲げて、「依存症なんですよね。リップで唇を潤わせておかないと不安で。お家に忘れた時とか、下着を着けてない時ぐらい不安になっちゃうんです。いろいろ試して、『これだ!』って思ったのを常備しています」という理由を明かした。

井上は「NO 明太子 NO LIFE」で、理由は「朝の現場に用意していただいたおにぎりに明太子があったらすぐに取るし、冷蔵庫にも冷凍庫にもストックがあります。その分、プリン体を気にしてビールは抑えてます(笑)」と、ビールよりも強い“明太子愛”を力強く語った。

山田は「NO Sweets NO LIFE」と書き、甘いのが大好きでして、控えたいと思ってるんですけど、食べちゃいますね。冷凍庫にチョコレートが入ってます。一応気にして、カカオ85%」と、「ちょっと柄にもないんですけど」と恥ずかしそうな表情で回答。

駒木根は「NO People NO LIFE」とフリップを出したが、「もっとみんな感情的なというか、いい話を出してくると思ってたんですよ。ふざけてるでしょ!」と、自分だけがテーマだったことに対してみんなに異議を唱えると、井上は「いや、誰もふざけてないよ」と反論しながらも「すごく大事」とすかさずフォロー。

客席からも拍手が起こり、駒木根も笑顔に。井樫監督は駒木根の後ということで、「NO サウナ NO LIFE」と掲げて、「サウナに入ってる瞬間だけ無になれるので…」と遠慮がちに理由を答えた。

■優希「少しでも皆さんの力になれたら」

最後は、優希が「この映画を見て、楽しいという気持ちでは帰れないと思うんですけど、少しでも皆さんの力になれたらいいなって本当に思っています。一度、恋愛した人は共感できる部分が詰まっている作品になっていると思うので、『分かるなぁ』とか、『私はこういう恋愛はしてこなかったけど、こういうのもあるんだな』とか、いろんな見方ができると思うので、ぜひ見てください。良かったと思ったら、Twitterとかで感想を書いていただけるとうれしいです。隅々まで事細かに読みますので」とコメント。

そして井上が「本当にこういう時期だからこそ、感じられることがあると思います。家族、恋人、友人、そういう人たちに会いたい時に会える素晴らしさを感じられる作品だと思います」というメッセージでイベントを締めくくった。

映画「NO CALL NO LIFE」は、3月5日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開。


◆取材・文・撮影=田中隆信