神谷浩史&梶裕貴が「ちびまる子ちゃん」に出演『今でも夢のよう。一生の思い出です!』
神谷が演じるのは、カメラ好きのヒロシくんという役。まる子より少し年上の小学5年生で、ときどき登場する印象的な少年は、以前から神谷の持ち役として知られている。
物語では、どうしても笹山さんの写真が欲しい藤木が、まる子の助けを借りながら奮闘する様子が面白おかしく描かれており、神谷演じる少し大人っぽく、クールでかっこいいヒロシくんが登場する。
一方、梶が演じるのは、友蔵の友人が家に遊びに来る際に連れてきた、まる子と同い年の少年・裕治。少々生意気で、悪ふざけが好きな裕治とまる子が、最初のうちはそりが合わずけんか腰で接するが、ある出来事がきっかけで仲良くなるというエピソードが繰り広げられる。
また、梶が自身の公式YouTubeでも披露した歌舞伎十八番の演目「外郎(ういろう)売り」を、裕治がまる子のために演じるシーンも見どころとなっている。
■神谷浩史コメント
――ヒロシくんの登場はおよそ2年ぶりでしたが、久しぶりに演じて見ていかがでしたか?
ヒロシくんに関しては初登場は20年くらい前…だったと思いますが、登場回数はおそらくまだ一桁かと…そのレアさから毎回、初登場のことを思い出して緊張してしまいます!
――ヒロシくんと、ご自身と共通する部分は?
僕が小学5年生の頃というと、猛烈なるファミコンブームでした。あれから30年以上たった今でも僕はゲームを趣味にしているのですが…ヒロシくんもそうなるのでは?という気がしています。
――ご自身の子供の頃の恋のエピソードは?
小学校5年生の頃は斉藤さんというクラスメートが好きでした。残念ながら下の名前は思い出せませんが…最近思い出せなくなったわけではなく、記憶をさかのぼっても覚えている自分に巡り会えないのです。おそらくですが、あの当時の男子は女子の下の名前を覚えるのがちょっと恥ずかしかったんだと思います。男子ってバカなんですよねぇ。
――今回の放送の見どころは?
見どころは藤木くんの恋の行方です。そして僕的には前半パートでアナウンサーの役を任せていただきまして、セリフはアドリブだったのですが、「ちびまる子ちゃん」の世界は昭和で、舞台は(静岡・)清水市なのでどんなニュースを伝えたらいいか分からず、音響監督の本田さんに泣きついてお知恵を拝借致しました…。そんな苦労があったことを一応お伝えしておきます!
■梶裕貴コメント
――ゲスト声優として参加することが分かった時のお気持ちは?
すごくすごくうれしかったです!! うれし過ぎて…だからこそ、にわかには信じられなくて、事務所からの連絡に思わず「あの、国民誰もが知っている『ちびまる子ちゃん』で合ってますか!?」と聞き返してしまいました(笑)。アフレコが終わった今でも夢のよう。一生の思い出です!
――少年・裕治をどのように演じられましたか?
実に小学生男子らしい、やんちゃ盛りの裕治。でも、その“イタズラの理由”を知ると、とてもかわいらしい少年だなと感じていただけるはず。そして、時折見せる笑顔と男らしさ…彼のギャップには僕も見事にやられました(笑)! まる子と同い年の男の子を演じられて光栄です。いつかまた登場してくれないかなぁ…!
――今回はYouTubeでもやられている、「外郎(ういろう)売り」がストーリーに取り入れられていましたが?
大先輩方を前にしての外郎(ういろう)売り…これほど緊張することがこの世にあるでしょうか? いや、ない(笑)! とはいえ、裕治はまだ小学生。うまさよりも、楽しさを意識してお芝居させていただきました。きっと、おじいちゃんから教わった“特別な魔法”のような誇らしさを感じているのだろうなと想像しています。
――今回の放送の見どころは?
ほとんど、まる子と裕治二人だけのシーンが続くオリジナルストーリーなので、たっぷりとしゃべらせていただきました! 小学生ならではの何とも言えない空気感をぜひお楽しみください! 個人的には「ちびまる子ちゃん」おなじみの“あの楽曲”の鼻歌を歌えたのがうれしかったです(笑)。それから…裕治のまる子の呼び方の変化にも注目してご覧ください!