「相棒season19」(毎週水曜9:00-9:54※最終回スペシャルは夜9:00-10:24、テレビ朝日系)の最終回スペシャル「暗殺者への招待〜宣戦布告」が3月17日(水)に放送される。


最終回スペシャル「暗殺者への招待〜宣戦布告」では、内閣情報調査室の柾庸子(遠山景織子)から加西(石丸幹二)逮捕に向けて情報の共有を持ち掛けられた「特命係」。その提案の主は、実は内閣官房長官の鶴田(相島一之)だった。

さらに右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、鶴田から、国家公安委員長の鑓鞍(柄本明)が加西とじっこんだったと聞かされる。一連の事件の背後には、国家を揺るがす思惑が潜んでいる気配が拭えない中、新たな動きが…というストーリーが描かれる。

今回WEBサイト「ザテレビジョン」では、最終回スペシャル「暗殺者への招待〜宣戦布告」を事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。

■最終回スペシャル「暗殺者への招待〜宣戦布告」のあらすじ
加西 (石丸幹二) が殺し屋に狙われているという情報をめぐり、内閣情報調査室の柾庸子(遠山景織子)から協力を持ち掛けられた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)。内閣情報調査室(内調)でも“加西不逮捕”の件を調査していたというが、右京はさらに上の権力者から、指示があったのではないかと疑う。

一方、加西の気まぐれで殺されかけた麗音(篠原ゆき子)は、鑓鞍(柄本明)が衣笠副総監(杉本哲太)に加西の警護を要請した件も含めて、美彌子(仲間由紀恵)に不満をぶつけていた。同じ頃、麗音銃撃事件は単独犯で、加西は関係ないと供述を翻した静 (日南響子) が、加西からの金銭授受に蒔子(松永玲子)を利用している疑惑が浮上。

しかし、当の蒔子は、黙秘の構えを見せていた。そんな中、内閣情報調査室(内調)を動かしているのは、官房長官の鶴田(相島一之)とにらんだ右京と亘は、鶴田から事情を聞く。すると、加西は政界に深く食い込んでいて、特に鑓鞍とはじっこんの関係にあると証言する。

暗殺の標的になりながら大胆な行動に出る加西。一方、静と蒔子が共謀する裏には意外な理由があるのか、陰謀渦巻く“加西暗殺計画”が驚がくの事態を招く。

■映画並みの迫力ある予告映像!
30秒の予告を見た瞬間から「映画かよー!!!」と劇場版のような迫力ある映像にワクワクが止まらなかった。その後、広報さんから有難い試写室のお話をいただき、事前に視聴。その全てを見終わったところで、「おおお!そうきたか」と思わずうなってしまった。

最終回スペシャルは3月10日に放送された「暗殺者への招待」より続くストーリーで、今シリーズの第1話、第2話「プレゼンス」から連なるものだというのは事前に聞いていたが、予想ができない展開に、目が離せなかった。「みんな怪しい…、えー!」と独り言が激しくなってしまうのは正直、許してほしい。

前週放送に引き続き、篠原ゆき子が演じる出雲麗音の悔しい思いに何度か泣いた。自分を銃撃した事件の首謀者でありながら、罪をまぬがれたIT長者・加西周明(石丸幹二)を警護することになり、麗音は正義と自分の気持ちの中で揺らいでいた。

特に、鑓鞍 (柄本明) が衣笠副総監(杉本哲太)に加西の警護を要請した件も含めて、美彌子(仲間由紀恵)に不満をぶつける麗音のシーンが印象的だった。感情的な部分を出さないように、冷静を装い、ひと呼吸おく瞬間や気持ちを抑えきれなくなり涙声を含んだ心の叫びにどれだけの悔しさがあるのかが伝わってくる、篠原の演技力は圧巻だった。

また、ある出来事により自己嫌悪で落ち込む麗音に、先輩である伊丹憲一(川原和久)からのぶっきらぼうながらどこか、「おまえの気持ちは分かるぞ」と共感してくれているようなあるせりふと態度に拍手を送った。こういうところがあるから愛されてるんだろな…、伊丹さん好きです。

■頼りになるのは特命係
一方、「とっとと殺し屋捕まえろよ」という加西の発言に、「お?態度でかくない?私がやっちゃいますか?麗音さん!」とふつふつとした怒りが募るのは私だけではないだろう。

誰が味方で、誰が敵かも全てが怪しい中で、頼りになるのは特命係の右京と亘。この二人なら事件を解決してくれるだろうと心のどこかで思うためか、正しく使われるべき情報も助けてほしいと願う人も集まってくるのだなと感じる瞬間が多々あった。


そんな中で私が印象に残ったせりふは亘の「われわれ、けんか売りに来てるもんで」と右京の「必ず、あなたの悪事を暴いてみせます」である。

いつもは穏やかな二人が、「このままでは終わらせない」という熱い思いを込めて放った言葉にどうしようもなくテンションが上がる。紳士であり、大人の魅力が詰まった二人が格好いいのは言わずもがなだが、このせりふによってさらにその魅力が増したように思う。

どんなに絶望的な状況であっても、難しい事件であっても特命係が解決してくれる。そんな相棒をこれからも見続けていきたい。そう思える最終回スペシャル「暗殺者への招待〜宣戦布告」。どんな結末が待ち受けているのか、ぜひその目で確かめてほしい。