3月21日に放送される、中村ゆりか主演のスペシャルドラマ「エージェントファミリー〜我が家の特殊任務〜」(深夜1:00-1:59、カンテレ)は、某国のエージェントとして日本で疑似家族を営みながら活動する佐藤家の活躍を描いたアクションコメディー。中村は主人公の新米スパイ・佐藤みなみを演じる。また、諜報工作の名手である父・俊夫を小市慢太郎が、狙撃の名手である母・しのぶを真飛聖が演じる他、物語のキーパーソン・上杉晴夏として、元乃木坂46の伊藤万理華が出演する。

同作は、某国からの指令により新型人工臓器の開発データの入手をもくろむ佐藤家と、研究者の父娘、そして背後にうごめく闇の組織。これら全員を巻き込んで繰り広げられるスリリングなストーリー展開や、疑似家族スパイという特殊な設定で繰り広げられるコミカルな会話劇、さらには、数カ月間にわたる激しいアクション訓練に取り組んだ中村が見せる格闘シーンが見どころだ。そんな激しいアクションに挑んだ中村が、作品に懸ける思いを語った。

■中村ゆりか「アクション作品に出るのが一つの目標だった」

――撮影を振り返っていかがでしたか?

とにかくアクションが大変だったのが印象に残っています。アクション作品に出るのが一つの目標だったので、こういう機会をいただけて、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。このドラマのお話を聞いたときはすごく驚いて、「本当に私なのかな?」とマネージャーさんを疑って、「人違いじゃないですか?」って聞いたんですよ(笑)。アクションシーンの練習も撮影の5カ月くらい前から始めて、実際にやってみるとやっぱり痛いし、覚えることも多くて大変だったんですけど、それ以上に「やってやるぞ!」という初めての気持ちが湧き上がってきて、すごく楽しかったです。撮影も直前まで「出来るかな?」って不安とドキドキでいっぱいなんですけど、現場が整ってカメラの前にたつと、不思議と「出来る!」って気持ちになるんですよ。だから、その感情に乗ってやろうと頑張りました。この現場で感じられた“強い気持ち”“熱くなる気持ち”は絶対に忘れたくなくて、これからの作品でも大事にしたいと強く思っています。

――出来上がった作品を見た感想は?

伊藤万理華さん演じる晴夏の家族に潜入するんですけど、その場面は“家族愛”が感じられて、すごく共感していただけると思います。晴夏が成長しているように見えて、実は私が演じるみなみも成長しているんですよね。そういった部分も、アクションを一生懸命頑張ったからこそ、見てくださる方にしっかり伝わるんじゃないかなと思っています。

――視聴者へメッセージをお願いします。

ずっとやりたかったアクションシーンに初めて取り組ませていただきました。アクションの魅力がいっぱい詰まっていて、この迫力を早く皆さんに見ていただきたいという気持ちでいっぱいです。ただアクションが激しいだけではなく、物語の中にある家族の愛や、それぞれが成長していく姿など、視聴者の方にもいろいろと感じていただけるドラマになったと思いますので、ぜひご覧ください。視聴者の方のちょっとした刺激になれたら、すごくうれしいです。

■ドラマのあらすじ

佐藤家は、一人娘のみなみ(中村ゆりか)、父・俊夫(小市慢太郎)、母・しのぶ(真飛聖)の3人家族。一見ごく普通の家庭に見える佐藤家だが、お隣さんには言えない大きな秘密を抱えていた。それは俊夫は諜報工作、しのぶは狙撃、みなみは格闘術に秀でたスパイとして日本に潜入した、血のつながりのない疑似家族だということ。

ある日、一家に祖国からの指令がくだる。内容は、「ある企業が極秘に進める“新人工培養臓器の開発”に関するデータを入手せよ」。開発の重要人物である研究者・上杉信也(赤ペン瀧川)に近づくべく、みなみは信也の娘・晴夏(伊藤万理華)の家庭教師として上杉家に潜入することに成功。さらに、研究に没頭する信也への反抗心から非行に走る晴夏からの信頼も得ていく。

しかし晴夏との“ごく普通”な心の交流によって、スパイとして冷徹に任務を遂行するよう訓練されてきたみなみの心にも変化が生じる。そんな中、佐藤家と同じようにデータを狙う別の組織の陰謀によって、晴夏の身に危険が及ぶ事態に。優先すべきは、晴夏の安全よりも、任務。それに背くことは“死”を意味する。それでも、みなみの心が揺れるのには、ある過去が関係する。