3月29日、SKE48が名古屋・栄にあるSKE48劇場で「2期生12周年特別イベント」を開催。SKE48 2期生の斉藤真木子と高柳明音、さらにこの日21歳の誕生日を迎えた5期生・江籠裕奈と、その同期の古畑奈和が出演した。

イベントは、チームKIIが最初に上演した「会いたかった」公演の楽曲「だけど…」を斉藤と高柳の二人で歌い、しっとりとスタート。だが、続く2曲目の「12月のカンガルー」では一転して賑やかにパフォーマンスを披露。「カンガルー!Yeah!」という歌詞を「12!周年!」に変え、客席を盛り上げた。

2曲を披露すると、ステージはトークコーナーへ。斉藤が“ボケ”、高柳が“ツッコミ”のように掛け合いながら楽曲や衣装を選んだ理由を話していると、そこに江籠と古畑が登場。江籠が斉藤に、古畑が高柳に花束(造花)を贈ると、ここで高柳が自己紹介をしていなかったことに気づき、2期生の二人はデビュー当時の懐かしい自己紹介で改めてあいさつをした。

その後、4人は本人だけ知らない“NGワード”を自分は避け、いかに相手に言わせるかという「NGワードゲーム」を実施。最下位が“夕食の焼き肉弁当の代金を支払う”という罰ゲームを懸けて、対決を行った。

カードを引いてそれぞれのNGワードを決めていく中、江籠のNGワードが絶対に言いそうにない「兄貴」に決まると、他の3人からは思わず笑い声が。だが、江籠は3人の誘導からこのNGワードに気づき、見事にNGを回避。一方、「愛」がNGワードになった斉藤は“SKE48に対する気持ち”という切り口で攻められ、「好きだよ」「大好き」と答えているうちに「愛してる」と、NGワードを口にしてしまった。

最終的に斉藤、高柳、江籠が1回ずつNGワードを言って並んだが、一番うまく言わされてしまったということで、罰ゲームは斉藤に決定。その場に崩れ落ちた斉藤だったが、「江籠ちゃんと奈和ちゃんには払わせられないよね…」と、泣く泣く罰ゲームを受け入れた。

「NGワードゲーム」が終わると、ステージのモニターには「手をつなぎながら」公演でおなじみの“2分半映像”が。映像は3人ユニット「ウィンブルドンへ連れて行って」の衣装の色分けと、出られない一人をくじで決めるという内容で、花形の“ピンク”に斉藤が決まった一方、出られない一人は高柳となり、2期生の明暗がくっきりと分かれる結果に。

VTRが終わると、くじで決まった通りに斉藤(ピンク)、江籠(黄色)、古畑(青)が登場して「ウィンブルドンへ連れて行って」を披露。曲の途中では、出られないはずの高柳がステージ上に姿を現し、これは決まっていた演出ではあったものの、予定外のツインテールで出てきた高柳の姿に3人は思わず笑ってしまった。

すると、ステージ上は再びトークコーナーに。2期生が本当に仲が良いか検証するという企画では、斉藤と高柳がお互いに関するクイズに挑戦。

最初は高柳が使っているカメラの機種に関する問題で、斉藤は難なく正解し、続いて高柳には斉藤が実家で飼っている愛犬の名前を答える問題が出題。だが、皆目見当がつかない高柳は「これっぽいっていうのでいい? クッキー」と雰囲気で解答。結果は不正解で、「正解はチビちゃんです」と斉藤が正解を明かすと、江籠から「でもね、チビちゃんって名前だけどめっちゃデカいんですよ」と補足情報も飛び出した。

そして、トーク企画が終わると、最後の曲として再び「会いたかった」公演の楽曲から「Dear my teacher」を4人で披露。

曲披露後、高柳は「まさか12年もSKE48にいるとは思ってなかったんですけど、1年1年、一つ一つの出来事がすごく思い出に残ってるし、今につながってるなって思います。(卒業コンサートが)延期してしまってからも『無駄な時間じゃなかったな』って」とコメント。さらに「サプライズがある」と言い、2期生は舞台袖へ。

舞台上に残された5期生が困惑していると、斉藤と高柳が再登場。斉藤から21歳の誕生日を迎えた江籠に、高柳から約3週間の舞台出演を終えた古畑に花束(生花)が手渡されると、今秋に10周年を迎える5期生に斉藤から「10周年はぜひ二人で楽しいことをやってください」とエールが送られた。

また、終演後には4人がインタビューに応じ、終えたばかりの「2期生12周年特別イベント」について、さらに4月10日(土)に開催される高柳の卒業コンサートについて語った。

■「明音ちゃんが発案してくれることが多いですね」(斉藤)
「きっかけを作るだけ作って、動くのは全部真木子(笑)」(高柳)

――まずは今日の公演を終えての感想をお願いします。

高柳:(本来だったら)私は卒業していたはずなので、こんなこともあるんだなって思いましたし、逆にまだいるからこそ楽しいことを増やそうと思って、今回は真木子に話を持ち掛けました。12周年をSKE48でお祝いできてよかったです。

斉藤:今はメンバー全員が4月のコンサートのリハーサル一色なんですよ。なのでその前に、結果として明音ちゃんの卒業コンサートのセットリストには入らなかったけど、どうしてもやりたかった曲をここでやることができましたし、5期生の二人を迎えることによって私たちの記念日だけじゃなくて、江籠ちゃんの誕生日もみんなで一緒にお祝いできてよかったです。10周年でやった公演のように、1公演をバリバリにやるってわけではなかったんですけど、特別イベントとしてやらせていただけてうれしかったです。

古畑:まさか2期生さんの大事なお祝いに呼んでもらえるなんて、想像していなかったのでびっくりしたんですけど、二人が「5期生も一緒に出てほしい」って言ってくれたのがすごくうれしかったし、実際に明音ちゃんと真木子さんと過ごす時間が私はすごく好きなので、その時間を増やしてもらえたことが幸せでした。

江籠:私も普段からお二人にはお世話になっていて、すごく大好きな存在です。私は今日が誕生日なので、誕生日を大好きな先輩と一緒に過ごせてすごくうれしかったし、ステージ上はもちろん、楽屋に4人でいる時間も楽しかったです。12周年をお祝いできたらいいなって気持ちで来たんですけど、私たちも楽しく過ごさせてもらってうれしかったです。

高柳:「NGワードゲーム」楽しかったね。

斉藤:時間が許せばまだ全然できた!

高柳:(古畑にNGワードだった)「マジで」を言わせたかった!

古畑:清楚系女子なので「マジで」はあんまり言わないですね(笑)。

斉藤:いや、見た目!(笑)

――今回の公演の開催は割と軽い感じで決まったようにステージ上で話してましたが、実際のところはどうだったのでしょうか。

高柳:本当に1カ月ちょっと前くらいに「私12周年いるじゃん!」って気づいて、「何かやりたい」って真木子に言って「やれたらいいね」くらいな感じだったんですけど、真木子がスタッフさんにお願いしたりしてくれて。

斉藤:いろいろ予定もあったと思うんですけど、何とかやりくりしてくれて、スケジュールをいただきました。

高柳:10周年のときも「うちら10周年じゃん。何かやりたくない?」みたいな軽い感じからだったよね? 昨晩もインスタライブをやったんですけど、始める1時間前くらいに決めて。

斉藤:結構明音ちゃんが発案してくれることが多いですね。

高柳:きっかけを作るだけ作って、動くのは全部真木子(笑)。

斉藤:私がいろんなスタッフさんに「劇場スケジュール空いてますか?」とか「衣装何着借りられますか?」とか全部聞いて(笑)。

古畑:すごい! 私たちもそうなるのかな?

高柳:役割分担して(笑)。

古畑:真木子さん役は裕奈に任せます!(笑)

江籠:ちゃんと話を持ち掛けてね(笑)。

――今回5期生の二人にも出てもらおうっていうのはどう決まったんでしょうか。

高柳:本当に、(江籠の)誕生日ってことで。

斉藤:そうそう。

高柳:「うちらの12周年だけど、江籠さんも誕生日だからお祝いできたらいいよね」「じゃあ奈和も呼ぼうよ」って。本当にそんな感じだったんです。

斉藤:そもそも「会いたかった」公演がチームKIIの1st公演なんですけど、奈和ちゃんも江籠ちゃんも研究生時代にやってて、ずっと「会いたかった」公演の再演をやりたいって言ってたんです。

私と江籠ちゃんはSKE48の12周年のイベントでやったときに出たんですけど、明音ちゃんと奈和ちゃんは出られなかったので、4人で思い入れのある曲をやりたいということもあって、「だけど…」と「Dear my teacher」をやりました。そういう一緒にやりたい曲もあったので、せっかくなら呼びたいねって感じだったんですよね。

10周年の公演のときは、江籠ちゃんが誕生日なのに観に来てくれてたんですよ。だから、今度は一緒にお祝いできたらなって思っていて。奈和ちゃんも舞台が終わってからそんなに時間たってないし、忙しいかなって思ったんですけど、スケジュールを作ってくれたので。

――斉藤さんは「ウィンブルドンへ連れて行って」でついにピンクを着ることになりましたが、その衣装を着てパフォーマンスをした感想は?

斉藤:結構なじんでません? 違和感ないですよね? ファンの方にとってはつまんない結果になっちゃったかもしれないですけど、私が引き寄せてしまったみたいなところもあるので。

高柳:くじを引いたとき、映像ではうまくカメラワークで隠れてましたけど、ピンクを引いたのがめっちゃ見えたんですよ。みんなで「せーの」で見ようって言ってたのに。

斉藤:明音ちゃんにはバレちゃいました。でも、これで長きにわたってやってきた「ウィンブルドン」の争奪戦も、これで完結できましたね。争う相手が卒業してしまうので、これからはピンクとして堂々と生きていこうと思います(笑)。

――5期生のお二人は、2期生から花束をもらっていましたが。

江籠:びっくりしました。急にステージに置いてけぼりになって。

古畑:てっきりファンの方にサプライズをするのかなって思っていたんですけど、私たちだとはね。

江籠:ね。うれしかった。

古畑:(公演序盤に)私たちがあげたのは造花だったんですけど(笑)、本物のお花をもらってしまいました。

――では、江籠さんは誕生日のお祝いで花束をもらったということで、21歳の抱負を聞いてもいいですか?

江籠:私、誕生日が大好きなんです。お祝いしてもらえるのがうれしくて毎年楽しみにしてるんですけど、今年はみんなと過ごせるってだけでもうれしかったのに、まさかこういうふうにお祝いしてもらえるなんて思っていませんでした。

斉藤:ちなみに、プレゼントは何かもらったの?

江籠:ホットプレート(笑)。

高柳:たこ焼きとかできるやつです。

江籠:奈和ちゃんからはメイク道具で、真木子さんは…。

斉藤:大きいのでまた今度渡そうかなと。

高柳:チビ(※公演トーク中で話題に上がった斉藤が実家で飼っている愛犬)ですか?(笑)

斉藤:違う違う(笑)。

江籠:(笑)。お世話になっているお二人にいいところを見せられる1年になるように頑張ります。

――古畑さんは「御園座三月特別公演」の「水戸黄門〜春に咲く花」の“出演お疲れさま”ということで花束をもらっていましたので、その感想をお願いします。

古畑:(2期生に向かって)理由後付けですよね?(笑)

斉藤:本当だよー(笑)。(高柳に向かって)ねえ?

高柳:「お疲れさま」って(笑)。

古畑:でも、お二人から花束を受け取って、やっと終わったなって感じがしました。完走できたなって。

斉藤:すごいよ。御園座でしょ?

古畑:はい。御園座はなかなか立てるようなところではないので、その舞台に立ててうれしかったです。

――では最後に、4月に控えている高柳さんの卒業コンサートについて、一言ずつ意気込みなどを頂ければと思います。

江籠:今リハーサルの真っ只中で、考え過ぎると泣いちゃうからあんまり卒業だなっていうのは意識しないようにしてるんですけど、見どころがたくさんあります。いろんなメンバーにスポットライトが当たって、良いところを引き出してもらっている、「ちゅりさんさすがだな」って思うセットリストになっています。なので、卒業コンサートではあるけど、ちゅりさんがつくったコンサートを楽しんでほしいなって思うので、私も盛り上げられるように頑張りたいと思います。

古畑:明音ちゃんには本当に今まですごくお世話になっていて、どんなときも近くにいてくれた存在だったんです。その明音ちゃんに安心してもらいたいというか、不安になってほしくないと思うので、しっかりとした姿をきっちりお届けできるようにしたいです。私は悔いなく明音ちゃんとその時間を過ごしたいと思います。

斉藤:本当に天才だなって思いました。セットリストの組み方とか、演出もそうなんですけど、いろいろ考えて「こう見せたい」というのが、“自分を良く見せたい”じゃなくて、“SKE48を良く見せたい”という見せ方になっていたり、「この子たちにこういうことを伝えたい」というメッセージ性や流れがあるんです。このメンバーでこれをやるから意味がある、だからこのメンバーでこの曲なんだっていうことや歴史が、セットリストを見たり1曲1曲やることで感じられました。(横で首を縦に振る古畑に)めっちゃ奈和ちゃん頷いてる(笑)。

古畑:私が言ったことにしといてほしいくらい(笑)。

一同:(笑)。

斉藤:そういうところもリハーサルが楽しいっていう理由の一つなんですよね。約1年ぶりの大きな会場でのコンサートでもあるので、明音ちゃんが安心して旅立っていけるように、みんなで背中を押していこうっていう気持ちでいっぱいです!

高柳:純粋に楽しみですね。やっぱりコンサートができなかった期間に、「本当に卒業コンサートをして卒業できるのか分からない」って思うことがありました。本当に全員でステージに立てるのかとか、いろんな不安があった中で、全員で立てることが決まって、リハーサルももうほとんどできているので、やっと「見えてきたな」って思いです。あとはお客さんに楽しんでもらえれば完成だと思います。

私の卒業ではあるんですけど、タイトルにあるようにSKE48の“兆し”になるような、未来につながるようなコンサートになればいいなと思ってつくりました。1年前に組んだセットリストほぼそのままなんですよ。卒業したメンバーもいるので、歌うメンバーを変えたりはしてるんですけど。曲はもうメッセージとしてほぼ完成していたので、逆に言えば1年分増えた思いをさらにギュッと濃縮してお届けできると思っています。

残念ながら今回来られないという人も、配信があるので、リアルタイムじゃなくてアーカイブでも絶対に観てほしいコンサートになっているので、観てください!