映画「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」完成披露イベントが4月5日に都内で開催され、田中圭、土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)、飯塚健監督、作品のモデルとなった西方仁也、原田雅彦が出席した。

同作は、1998年の長野オリンピックで日本中が歓喜に沸いたスキージャンプ団体、大逆転の金メダルを陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化したヒューマンドラマ。4人の代表選手と25人のテストジャンパーたち、それを支える家族や関係者たちの姿が描かれる。

ちょうど1年前に公開予定だったが、コロナ禍で延期になり2021年5月7日(金)の公開に。盛大な拍手の中で登場した主演の田中は「個人的にはすごくワクワクする、みんなに見てほしいという思いが1年延びたという気持ちが強くて。今日を迎えられたことをとてもうれしく思っています」と満面の笑みであいさつ。

土屋は「人は過去の感動を知ることで、今大切にしなければならないものを見つけることができると思います。今コロナ禍でスポーツの感動を模索していると思いますが、それがスクリーンで体感できると思います」とニッコリ。

山田は「試写室を出た時に、本当にいい映画に参加させていただいたと感じて。キャスト、スタッフの皆さんのことを思いながら、この作品を本当にたくさんの人に見てほしいと思っていたので、やっとこうして皆さんに見ていただけることをうれしく思っています。やっとスタートバーに腰を据えられた気がします」と感慨深い様子で明かした。

田中がリレハンメル五輪に出場するも銀メダルに終わり、4年後の長野五輪では代表に落選し、テストジャンパーとして参加した西方を演じ、土屋が西方の妻を演じる。土屋はリレハンメル帰りの西方に「おかえり」というセリフが難しく印象的だったそうで、「ちょっと緊張していましたが、圭さんのお芝居で私も頑張ろうと思いました」と回顧。

トークでは、土屋が田中の座長ぶりについて語る一幕も。土屋は「ほぼ圭さんとしかご一緒していないんですけど、前の作品で圭さんと違う夫婦を演じていたので、切り替えられるかなと不安に思っていたんですけども、圭さんの安心感、心と心をつなげてくださる芝居に助けられて。お芝居をしていても、『そうやって演じるんだ』と刺激を頂きます」と感謝を述べた。

また、「息子役の子がやんちゃで、私は一緒に遊ぶのに必死だったんですけど、圭さんは慣れてらっしゃった。あと他にもいいところがいっぱいあるんです。皆さんをいっぱいご飯に連れていってくれて。みんなを仲良くさせるために、自分がいっぱい飲むぞみたいな感じになって、みんなを楽しませてくれる」と明かすと、田中は苦笑いしながら「土屋さん、1回その話お休みしましょう。全然よかったんだけど、これ以上、土屋さんがしゃべると、何かおかしなことになる気がちょっとして…」と制止し、山田らは爆笑。

それを受けて土屋は「分かりました! そこを言いたかったんじゃなくて」と言い、「お芝居でも引っ張ってくださりました。『ヒノマルソウル』はチームを大切にする話だけど、圭さんはすごくチームを大切にし、現場を引っ張ってくださりました」と田中の座長ぶりを絶賛していた。


◆取材・文・撮影=TAKAMI