小野莉奈主演の映画「POP!」が現在開催中の「MOOSIC LAB[JOINT]2020-2021」のコンペティション部門でグランプリを受賞。同時に小野が最優秀女優賞を受賞した。

本作は二宮健監督の「とんかつDJアゲ太郎」や「疑惑とダンス」などの作品に俳優として出演し、個性ある演技で注目をされていた小村昌士の初長編監督作品。チャリティー番組のオフィシャルチャリティーサポーター・柏倉リンが子供と大人の狭間で周りに対する違和感に気付いていく物語。

「アルプススタンドのはしの方」「コントが始まる」などで注目を集める新人女優の一人である小野莉奈が主人公・リンを演じ、三河悠冴、小林且弥、野村麻純、菊田倫行、木口健太、成瀬美希、中川晴樹らが脇を固める。音楽は気鋭のビートメイカー/ボーカリストのAru-2が担当した。

受賞にあたり、小野莉奈・小村昌士監督よりコメントが到着。「『POP!』は、リンちゃんだけでなく私自身も前に進めるきっかけとなった大切な作品です。劇中ではリンちゃんが大人になった姿までしか描かれていませんが、その成長の続きを小野莉奈として皆さんにお見せできるように頑張ります」(小野)「約十日間の撮影を終えた時に僕が感じた高揚感が審査員を含め観た人にも伝わったのかな、と思います」(小村)とそれぞれ喜びの声を寄せた。

■小野莉奈 コメント

今回このような賞をいただき、大変光栄に思います。「POP!」は、リンちゃんだけでなく私自身も前に進めるきっかけとなった大切な作品です。劇中ではリンちゃんが大人になった姿までしか描かれていませんが、その成長の続きを小野莉奈として皆さんにお見せできるように頑張ります。「POP!」をこれからもよろしくお願いします!

■小村昌士監督 コメント

映画「POP!」がこの度MOOSIC LAB[JOINT]にてグランプリ、そして小野莉奈さんの最優秀女優賞を受賞しました。撮影前の準備期間では孤独な時間が多く、不安と緊張で毎日どうにかなりそうで実際どうかしてた思うのですが、約10日間の撮影を終えた直後は「なにかを作ることが人間ができる一番素敵な行為なんじゃないか」という綺麗事が浮かんだぐらい高揚感に包まれていました(その後の編集作業でまたどうにかなりそうになりますが)。それは素晴らしい出演者とスタッフに恵まれて、その全員がベストを尽くしてくれたことで生まれた高揚感です。

なにが言いたいかと申しますと、映画は内容もそうですが、それ以上に作っている人たちの気持ちが反映されるのものだと思うので、グランプリを受賞したのはその僕の感じた高揚感が審査員の方にも伝わったのかな、ということです。そして、今回の映画では主演の小野さんの魅力を伝えることが一つ監督としての僕の役目でもあったので、最優秀女優賞を小野さんが受賞したことでその役目を果たせたのかなと感じております。この度の受賞を映画「POP!」を代表してここに感謝の意を表します。ありがとうございました!

■あらすじ

地方テレビ局のチャリティー番組「明日のアース」でオフィシャルチャリティーサポーターをつとめる柏倉リン(19)。リンは番組内でハート型のかぶりものを被り「世界平和」を謳っていながらも、実生活では20歳を目前にして「愛」というものに悩んでいる。スタッフの大人達とは馬が合わず、バイト先の駐車場でも無断駐車されるなど上手くいかないことが多い。リンは周りの大人たちの言動に疑念的な感情を抱きながら、20歳という人生の節目を迎えることになる。