4月11日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、弓道文化継承のために尽力する会社を追った「『一矢入魂』伝統と革新の“御矢師”」を放送する。RKK熊本放送製作。

日本の伝統武道・弓道。しかし、その競技人口は減少しており、弓具職人の高齢化もあって、伝統文化の継承が難しくなっている。この危機に対峙しているのが熊本県菊池郡にある「フェザークラフト」。弓道用の矢の生産で国内トップシェアを誇る、弓具製造卸販売会社だ。

祖先は熊本藩主のお抱え矢師だったという高橋平社長。娘婿の板倉寛樹さんと力を合わせ、新たな弓具作りに取り組んでいる。

弓具に使われる素材はこの数十年で大きく変化してきた。中でも、矢は竹などの素材から軽量のジェラルミンやカーボン製の物へ移行。フェザークラフト社が、金属の矢に羽根をしっかり接着させるために導入したのは、宇宙ロケットの製造に使われている技術「プラズマ加工」だ。これにより金属の表面への羽根の接着が強固となり、長時間水につけてもはがれることはなくなった。

また、従来手書きで行っていた羽根の文様入れに高精度のプリンターを導入。猛禽類の羽根を再現するだけでなく、これまでにない和柄や着物柄などさまざまな種類の羽根を製造することに成功した。

さらに弓道を広げるためにシャフトの色や羽根の柄、糸の色など顧客の細かいリクエストに応えるオーダーメイドシステムも導入。「日本中の弓具屋と共に弓道を守りたい」と語る“伝統の御矢師”の挑戦を追う。